YouTubeで動画を見ると、毎回サイドバーに関連動画が表示されますが、ほとんどが今見た動画よりもつまらないことが多いです。関連動画の表示は気が散るし、迷惑だという人もいるでしょう。それに、子どもに不適切な動画を知らせることにもなります。The Wall Street Journalによると、関連動画はクリックすればするほど、極端になっていく傾向にあります。今回は、YouTubeの関連動画を表示しない方法をお教えしましょう。

YouTubeの関連動画を非表示にする方法

Chromeを使っている場合は『Distraction Free YouTube』という拡張機能をインストールしてください。そうすれば、トグルをオフにするだけで、サイドバーの関連動画を簡単に表示しないようにできます。リロードする必要もありません。

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Image: Lifehacker US

Chrome、Firefox、Operaで、もっとしっかりカスタマイズしたい場合は、『Magic Actions for YouTube』をインストールし、オプションのページの「ページの要素を隠す > 関連動画」をチェックしましょう。コメントや自動でフルサイズに拡大する動画など、ほかにも色々とカスタマイズすることができます。

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Image: Lifehacker US

コンテンツを隠すことについて書くと必ず、「エコーチェンバー」になると非難する人がいます。しかし、皮肉なことに今回の場合は、YouTubeの関連動画が、批判的な思考を拒否したり無視したりするような、極端なものの見方に誘導し、エコーチェンバー現象を起こしています。The New York TimesでZeynep Tufekciは「YouTubeのおすすめ動画や関連動画のアルゴリズムに反応する熱心なファンではないように見えるかもしれませんが、ある意味これは、おすすめと称して動画を宣伝し、広めようとしているのです」と書いています。

設定を元に戻したい場合は、オプションの関連動画のトグルをオンにするだけで、すぐに元に戻ります。

おすすめや関連動画は好きだけど、自分の好みとは合わないと感じている人は、視聴履歴を削除することもできます。


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Source: The Wall Street Journal, Google, Magic Actions for YouTube, Wikipedia, The New York Times

Nick Douglas - Lifehacker US[原文