3Dプリント技術の応用で、水の彫刻を作ります。
スポーツドリンク「ゲータレード」が、スポーツドリンク「G Active」のために非常にユニークなコマーシャルを作っています。それはあたかも大阪駅の南ゲート広場にある「水の時計」を思わせるような、上から落ちてくる大量の水滴で人間の形を作るもの。それをコマ撮りアニメーションにしているのです。
まずはどんなCMなのか、映像をどうぞ。
「もしも水が人間のように活動的だったら? 」という構想で作られたこの映像。水を一定の形のまま浮かせることができないので、一瞬一瞬を切り取ってアニメにすることにしたのだそうです。
こちらがメイキング映像です。
制作はロンドンにあるMachine Shopというスタジオ。
2ミリ秒で開閉する2,500ものスイッチを一度に操作し、モーション・キャプチャーで捉えた動きを落ちる水滴で再現。それをストロボを照射した時に撮影するようにして、コマ撮りアニメが作られたのです。
すべてのタイミングがコンピューターで制御されているとはいえ、こんな映像を作ろうという発想と、実際にカタチにする創意工夫には脱帽ですよね。CGに頼らないところにまたこだわりを感じます。
Image: YouTube
Video: YouTube (1, 2)
Source: YouTube (1, 2) via CO.DESIGN
(岡本玄介)