カモン日本上陸! お願い!
近い将来、Google(グーグル)から自社製のスマートディスプレイが開発されるかもしれません。Varietyによれば、ホームプロダクト部門のトップであるRishi Chandraさんから、Google製スマートディスプレイのリリースの可能性を示唆する発言がありました。
Rishi ChandraさんはVarietyに対し、Googleにとってスマートディスプレイは「新興のカテゴリーである」とコメントしています。さらに続けて「これは私たちが着手しないという意味ではない」とのこと。これは、開発に対してまんざらでもないとみていいんじゃないでしょうか?
すでにGoogleは、今年のCESでGoogle Assistantを搭載した他社製のスマートディスプレイを発表しています。JBLやLenovo(レノボ)などが名を連ねていますが、Slash Gearによれば、これらの製品がGoogle Assistantを使ったスマートディスプレイのテスト的な意味合いもあったのでは?なんて意見も。
AIの音声アシスタントやスマートスピーカー開発を経ているGoogleが、自社でスマートディスプレイをつくろうとするのは自然な流れでしょう。いつもバチバチやっているライバルのAmazonが「Echo Show」を作ったのだから、追随しないわけにはいきませんしね。ちなみにAmazon Echo Showといえば、スマートディスプレイの代表格。2017年5月にAmazonのスマートスピーカー「Echo」シリーズの一環として発表されました。
ところで両社のスマートスピーカーを使ってみると、日本語の反応のよさやスムーズな動作の点から、Amazonの音声アシスタントAlexaよりGoogle Assistantのほうがちょっぴり優秀な印象があります。また、Amazon Echo Showは残念ながら日本に上陸していません。なので、もしもスマートディスプレイを開発するとしたら日本では先手必勝ですよ、Googleさん! そしてもちろん「Echo Show」も待ってますよ、Amazonさん!
Image: HB Photo/Shutterstock.com
Source: Variety, Slash Gear, YouTube
(豊田圭美)