1日数十回は見るスマホの画面のダメージは、そのまま心のダメージの蓄積につながりますよね。一刻も早く修繕したいところですが、費用は思ったよりも高く、今度は財布のダメージを覚悟しなければならないことに…。
対策として、月額数百円で安心を保証してくれる、画面割れ保険に入っている方が大半だと思います。
キャリアのものやメーカーのものなど、画面割れ保険の選択肢はすでにたくさんありますが、乗り換えを検討しても良いと思わせる面白いコンセプトの保険、「スマホの画面割れ保険アプリ」がリリースされたのでご紹介したいと思います。
AIがスマホの扱い方をもとに保険料を算出
justInCaseの「スマホの画面割れ保険アプリ」の特徴は、保険料割引のしくみ。なかでもユニークなのが、持ち主のスマホの扱い方が評価されて割引が適用される点です。
この先、支払いや行動の履歴が把握できるようになると、AIによって点数化されて個人の信用が可視化されていきますが、justInCaseの公式ページによると、スマホで収集できるデータに関してはすでに可能とのこと。
「スマホの画面割れ保険アプリ」では、スマホを雑に扱っていないか、落としていないかなどを見て、安全スコアを算出。これが更新時の保険料に影響します。スマホからのデータを解析して画面割れのリスクを算出することで、その人にとって最適な保険料が割り出せるんですね。
保険の加入は90秒で完結
保険加入の手順は、アプリをダウンロードしたらFacebookかメールアドレスでサインイン。保険料を設定してクレジットカードを登録する…これだけでおしまいです。
割引前の保険料は400円~800円程度で、修理のときの自己負担額の設定によって変動します。
割引オプションとして、最大9人の友達とリスクが共有できる「友達プール」というものもあります。これは、承認した友達全員に保険金請求の事案が発生しなければ、更新時に友達人数に応じた割引が受けられるものです。
自分の安全スコアはもちろん、友達の安全スコアもわかりますので、スマホの扱い方を見直すきっかけになるかもしれませんね。
1日単位でモノの破損やケガを保証する商品も
最新技術で保険料を最適化するjustInCaseですが、PR TIMESのプレスリリースによると、今後も「1日モノ保険」や「1日ケガ保険」といったスマホから手軽に加入できる保険をリリースしていく予定とのこと。
ゴールデンウィークや夏休みと、これからなにかと海や山に出かける機会が多くなるかと思いますが、万が一の家族のケガやカメラなど貴重品の破損には備えておきたいところです。手続きが面倒な山岳保険なんかと違って、スマホから数ステップで加入してピンポイントに利用できるのはとても助かりますよね。
評価経済社会の到来を感じさせるjustInCaseの保険商品をご紹介してきましたが、この先、評価に利用できる材料が増え、リスク予測精度が上がっていくにつれて、保険の対象や期間はより細かく設定できるようになり、料金もより納得のいくものになっていくのではないでしょうか。
「スマホの画面割れ保険アプリ」はiOS版がリリースされていて、AppStoreからダウンロードが可能です。
Image: スマホの画面割れ保険アプリ / AppStore, PR TIMES, justInCase
Source: PR TIMES, justInCase
Reference: スマホの画面割れ保険アプリ / AppStore