VRの土壌的存在になるのかな…?
ウェブブラウザのFirefoxを提供するMozilla(モジラ)が、未来のブラウザとしてVR/AR対応ブラウザ「Firefox Reality」を発表しました。Firefox Realityは、スタンドアロン型のVR/ARヘッドセットと連携して使えるオープンソースのブラウザ。かつ、史上初となるプラットフォームを限定しないクロスプラットフォーム型のウェブブラウザです。
Mozillaの考える未来のインターネットは、VR/ARと密接に絡み合ったもの。ならば、ウェブブラウザもそれに対応するものが必要です。ヘッドセットとブラウザで作り出す複合現実で、どうタイプし、どうウェブ観覧し、音声やジェスチャーをどう連携させていくのか。今はまだハテナだらけではありますが、MozillaはFirefox Realityとともに、手探りで答えを探していきたい考え。
Firefox Realityプロジェクトを解説する公式ブログでは、今はまだまだプロジェクトの初期も初期段階であるとしつつも、今後、全体的なデザインやジェスチャー&ボイス機能、リリース前のヘッドセットとの連携プレビューなどを発表していくと盛りあげています。YouTubeでも、HTC VIVE Focusを使ったプレビュー動画が公開されていますよ。
公式ブログでは、未来を作っていくブラウザと書かれていますが、まさにその通り。形が定まっていない業界だけに、Firefox Realityが業界スタンダードを作っていく可能性もおおいにありますね。
Image: Mozilla
Source: The Mozilla Blog
(そうこ)