なぜNYAGOをクローズしたのか

kenji watanabe
3 min readApr 4, 2018

今日NYAGOをクローズしました。理由を正直にお話しします。

クローズしようと思った理由

Android非対応によるユーザーの取りこぼしが多い。対応したいが取りかかれていない、時間がすごくかかる。プロモーションなどの無駄が多い。

・開発の環境が整っていない、スピード感が足りない。それによって施策が打てない、飽きられてしまう危険性が高い。

・サービスが提供できる価値(ニャゴできたという体験)を消費していて、天井が見えている。NYAGOで仲良くなったらLINEなどの他のサービスでやりとりをしてしまうのも問題。現状の形だと継続して使ってもらえないと判断

・ニャゴされるにはSNSで募集しないといけないのが面倒だし毎回投稿するのはダサいなどのネガティブな印象。最初Twitterで流行っている感を出したくてこの仕様にしたが、次からはアプリ内からニャゴできるようにしたい。Twitterで見つけてニャゴするのではなく、暇なときにNYAGOアプリを開いてニャゴするイメージ。これも時間がかかってしまう。

・ニャゴ開始時間が6時という問題。朝からニャゴしたくないし、されたくない。夜の方が需要も高く、会話が盛り上がりやすい。時間帯の問題を早期解決したいが取り組めていない

・Twitterで過疎ってきたというネガティブなイメージがつく。過疎っていたら、コミュニケーション以外に価値提供できない今の状態では死活問題

・その他バグが多いが修正に時間がかかる

まとめ

個人的にイメージはすごく大事だと思っています。ちょっと流行ったけど結局使われなかったサービスだったよねと思われることも恐れましたし、コミュニケーションのプラットフォームにしたいと思ったので、仮説検証の段階でまだ熱量があるうちにクローズすべきだと思いました。スピード感があって期待できるチーム、プロダクトだと思われ続ける必要があると考えたからです。
嬉しいことに今回のリリースを経て、コミュニケーションのハードルを下げれるイメージができて、コミュニケーションの可能性を信じて頑張りたいという気持ちがチームでまとまりました。なので内部から見直し、サービスや会社を続けていく体制を整え、施策などを整理してから改めてもう一度勝負したいと決心がつきました

今までNYAGOを使ってくれたユーザーさんにすごく感謝しています。
本当に嬉しかったです。正直リリースするまでは続けていくか迷っていましたが、僕自身コミュニケーションの可能性を感じ楽しさに魅せられて、もっとチャレンジしたくなりました。

今まで連絡することを躊躇していた人に連絡できたり、暇なときに連絡する友達ができたり、新たな発見や出会いが生まれたり。
人によって使い方はそれぞれでも、それが誰かと繋がっていると感じたり、ワクワク・ドキドキすることはすごく素敵なことで、もっとインターネットの力で可能にできるのではないかと信じています

今回、アプリをクローズすることになってしまい、本当にごめんなさい。
でも少し待っていてください、必ず進化して戻ってきます!

生まれ変わったNYAGOをお楽しみに。

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