この景色でも「やっぱり地球は青かった」って語れそう。
多くの国でドローンや無人航空機は、同じ上空を走行する飛行機の乗務員・乗客の安全を考慮して一定以上の領空を自由に飛び回ることが許されていません。
一方、こうした規制がゆるいロシアで、セルフメイドの重さ約1kgという小型ドローンを使って3万3000フィート上空のドローン撮影に挑んだのがDenis Koryakinさん。
たとえば大型旅客機ボーイング747は最高高度で4万5000フィートちょっと。多くの民間航空機がこのちいさなドローンと同じ程度の高度を飛行しています。なお、素晴らしい景色が広がる3万3000フィートの世界ですが、国が違えばドローン飛行は領空侵犯になることも一応忘れてはいけません。
撮影は極寒な過疎地、シベリアのストレジェヴォイ(Strejevoï)という街で行なわれました。
優しい太陽の光のもと、雪が降り積もった地上を離れてどんどん景色が広がっていくさまは圧巻です。
動画は全体で30分近くありますが、開始5分程でもうスクリーンの半分上には青空が広がり、もうずいぶん雲よりも上に来たなぁと思いきやまだまだ上へ上へ、まるで際限なんてないようにあがっていくのがなんとも気持ち良いこと。飛行機が離陸して安定した頃、窓の外を覗くとそこは真っ青な空......っていうあのドキドキを思い出します。
Image: YouTube via Gizmodo US
Source: YouTube via DPReview
Andrew Liszewski- Gizmodo US[原文]
(Rina Fukazu)