メモ

GoProの買収をXiaomiが検討中と報じられる


中国のスマートフォンメーカーXiaomiが、経営難のGoProの買収を検討中だと報じられました。この報道を受けてGoPro株は急騰しています。

GoPro Surges on Report That Xiaomi Has Considered an Offer - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-04-12/gopro-surges-on-report-that-xiaomi-has-considered-an-offer

アクションカメラのパイオニアであるGoProですが、中国製の安価なライバル機の猛攻を受けて経営難に陥っています。すでにGoProは事業の売却を検討しており、2018年1月にはJPモルガンと売却に向けて契約したと報じられていました。ただし、この報道当時、10億ドル(約1100億円)だったGoProの時価総額は、記事作成時点で8億ドル(約860億円)未満と大幅に目減りしています。

売却報道から3カ月以上たち、世界第5位のスマートフォンメーカーのXiaomiがGoProの買収を検討していることが分かりました。Xiaomiはスマートフォンの他にも家電分野に積極的に進出しておりアクションカメラのYiを買収して自社ブランドの「Yi II」をリリースしています。BloombergによるとGoProのブランド価値は極めて高く、XiaomiはGoProを手に入れればアクションカメラの世界的な販売戦略上、大きなメリットがありそうです。

GoProの半額で液晶モニター搭載&4K撮影可能なXiaomiの激安アクションカメラ「Yi II」レビュー - GIGAZINE


また、GoProは事業展開の一環としてドローン事業にも進出しましたが大失敗に終わった過去もあります。Xiaomiもドローン事業を手掛けていることもあり、仮にXiaomiがGoProを買収すれば、再びGoProブランドでのドローンが登場する可能性もありそうです。

GoPro初の全部入りドローン「Karma」は折りたたみ式で持ち運びが超絶楽ちん&子どもでも可能な簡単操作 - GIGAZINE


XiaomiによるGoPro買収の可能性が報じられると、GoPro株価は7%の値上がりを記録しています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
シンプル操作で使いやすくなって手ぶれ防止機能も搭載したGoProのフラッグシップ機「HERO5 Black」を使ってみた - GIGAZINE

GoPro初のドローン「Karma」でリコールが実施される - GIGAZINE

GoProがVR用小型360度カメラを開発中、ライブ配信も可能で2017年にも市場に登場か - GIGAZINE

Xiaomiが激安3万円台のセグウェイ風のモビリティ「Ninebot mini」を発表 - GIGAZINE

スマホとつながる「スマート炊飯器」がXiaomiから登場、新ブランド「米家(MIJIA)」を立ち上げ - GIGAZINE

激安8コアスマホ「Mi 4i」に触れればXiaomiがなぜ急成長できたのか一発で分かる - GIGAZINE

in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.