macOSで32ビットアプリへの警告開始。今後は既存のストアアプリやアプデに制限も

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  • author 塚本直樹
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macOSで32ビットアプリへの警告開始。今後は既存のストアアプリやアプデに制限も
Image: Alexey Boldin / Shutterstock.com

サクッと移行したいものです。

iOS 11」からiOSは64ビット環境へと移行しましたが、macOSもその流れに続きます。2018年4月11日(現地時間)、Apple(アップル)macOSアプリの64ビットへの移行と警告表示について案内しています。

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Image: MacRumros

まずmacOS High Sierra 10.13.4にて、4月12日(太平洋時間)の深夜から上画面のように64ビットに対応していないアプリで警告が表示されます。「このアプリはあなたのMacに最適化されていないよ〜」と書いてありますね。

さらに2018年6月からは、ストアアプリの更新や既存アプリなどが64ビットに対応する必要があります。今年1月からは新規登録アプリの64ビット移行が義務付けられましたが、これにより2018年6月からはMac App Storeのアプリは64ビット環境に完全に移行することになります。またAppleはMac App Storeの外で配布されているアプリについても、64ビット環境への対応を推奨しています。

なお、現行バージョンの「macOS High Sierra」は32ビットアプリを正式にサポートする最後のmacOSとなります。いよいよ、Macも32ビット環境から抜け出す日が近づいているようですね。


Image: Alexey Boldin / Shutterstock.com, MacRumros
Source: Apple via MacRumros

(塚本直樹)