ヘアドライヤーは、髪を乾かす以外にもさまざまな使い道があります。先日、The New YorkerでフードライターをしているHelen Rosnerさんが、その1つ「チキンの皮をパリパリにする方法」を披露してくれました。

このメソッドは、1978年に料理の天才Marcella Hazan氏によって開発されたものですが、普通の人には到底思いつかないやり方です。

Rosner氏が指摘しているように、ヘアドライヤーは、ホットエアーガンと同じように使うことができます。違いは、ドライヤーならどの家庭にもあるということ。

Rosnerさんは、(非常に高価な)Dyson Supersonicを使ってチキンをパリパリにしましたが、どんなヘアドライヤーでも同じ効果を得ることができます。

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Image: Twitter

やり方は、チキンを冷蔵庫で24時間塩漬けにしたあと、ヘアドライヤーで風を当て、皮に残っている水分を蒸発させるというものです。そのあと、バターかオイルを塗り、冷えた状態から調理をはじめ、80分かけて温度を華氏450度(摂氏232度)まで上げていきます。

RosnerさんのTwiterスレッドでこのレシピの詳細が確認できます。

チキンの皮をパリパリにする以外にも、ヘアドライヤーは、ケーキの表面をシルクのような見た目にしたり、グリルを再点火したり、成形をはじめる前にチョコレートを少しだけ溶かすことなど、さまざまな用途に使うことができます。


Image: Twitter/Helen Rosner

Source: Twitter, America's Test Kitchen

Emily Price - Lifehacker US[原文