シリーズが発売35周年でちょっとハイテクになりました。
運動靴の老舗ブランドNike(ナイキ)は、一昨年に自動的に靴紐を締め付けてくれるハイテクスニーカー「HyperAdapt 1.0」をリリースしたばかり。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーII』に登場した架空の靴が現実のものとなり、スニーカーとハイテク機器との素晴らしい融合を見せてくれました。
そして今度は、定番の「Air Force 1」に「NikeConnect」という新技術が投入されるようになるんです。
これは踵に仕込んだNFC(近距離無線通信)チップを手持ちのスマートフォンで認証させると、「THE CHOICE」と呼ばれる限定アイテム購入の資格を得ることができるようになる、というもの。これにより、毎月限定版2種のスニーカーから1種を選んで購入できたり、ニューヨークで開催される限定イベントに参加ができたり、「Nike+」の限定コンテンツにアクセスができるようになります。
NikeConnectは昨年、NBAの公認ジャージーに採用されたことで知られました。それにNikeは「NIKE+」チップをスニーカーに埋め込み、自分のランを計測してスマートフォンアプリに記録する試みを何年も続けています。なのでこれらを踏まえると、自然の流れのような気がしますよね。
「Nike Air Force 1 NikeConnect QS NYC」は4月11日より、150ドル(約1万6000円)で発売されます。どんな限定イベントやコンテンツに行けるのか、楽しみですね。
Image: HYPEBAE
Source: HYPEBAE, SNEAKER NEWS, Nike
(岡本玄介)