現在ある道は、自動運転車の未来に続いているのです。
今年3月、Uberの自動運転車が人身事故、被害者が死亡し自動運転業界に激震が走りました。自動運転のテストを一時中断する動きも見られますが、しかし、自動車産業の未来から自動運転という言葉が消えることはないでしょう。もう、進むべき道はそこなのです。その証拠に、フォードが揺らぐことない前進姿勢を見せています。2021年、フォードは自動運転の大規模展開を視野にいれています。
自動運転について触れたのは、Financial Timesのインタビューに応えたフォードのJim Farley氏。マイアミ限定で行っている自動運転によるピザ宅配実証実験を、2021年には大規模展開すると発言。
デリバリー業での自動運転に精を出しているフォードではありますが、デリバリー業での自動運転に限るというわけではないでしょう。テスト運用や世論しだいでは、乗用車展開も十分に考えられます。また、大規模展開するときは、自社ネットワークでいくともFarley氏はコメント。現在、Lyftなどとの連携が見られますが、それはあくまでも今の話で、将来的にはガッツリ自社でやっていく姿勢が明らかになりました。
Image: Ford
Video: YouTube
Source: Financial Times via Engadget
(そうこ)