スマートメガネ、なかなか一般化しません。
Google Glassの方針転換でもわかるように、スマートグラスの一般化には高いハードルが存在します。Intel(インテル)もその例外ではありません。開発中だったスマートグラス「Vaunt(ヴァント)」などを統括する部門を閉鎖するんだそうです。これは残念だ…。
The Informationが報じ、Intelも認めた情報によると、Intelはニュー・デバイシズ・グループ(NDG)という部門を閉鎖する予定なのだそうです。また、これにともない200人ほどのレイオフも実行される見込み。
ちなみにVauntは、こちらの記事でその姿を確認することができます。普通のメガネに近いデザインと形状で、気軽に装着できる製品でした。表示はレーザーで目に直接画面を描き出す方式を採用しており、視点をずらす必要がない、非常にスマートなシステムとなっています。2月時点の発表では、今年後半にも開発者向けの提供が始まるはずだったのですが…いや、本当に残念ですね。
AR(拡張現実)システムとしての応用も期待されていた、インテルのVaunt。この技術を活かしたプロジェクトや製品が復活することを願ってやみません。
Image: Evgeny Karandaev/Shutterstock.com
Source: The Information via The Verge
(塚本直樹)