今日、HIIT(高強度インターバルトレーニング)のキックボクシングクラスに初めて参加し、パンチ、キック、コンディショニング・ムーブにそれぞれ3分間取り組みました。3分がこんなに長いとは知りませんでした…。

キックボクシングには、さまざまな種類のトレーニングがあります。エアロビクラスでやるように、振り付けに従ってキックやパンチを練習するもの。あるいは、私がやったようにグローブをはめてスピードバッグを打ち込むトレーニングもあります。

以下に、クラスに参加する前に知っておくべき注意事項を紹介します。

1. グローブをはめると手が使えなくなる

トレーニングが中盤に差し掛かるころ、コーチがやってきて私の手に大きなボクシンググローブをはめてくれました。とたんに、体のかゆいところを掻いたり、額の汗を拭うことができなくなり、結構苦労しました。次回は額にスウェットバンドかバンダナを巻いて行くつもりです。同じ理由で、トレーニングパンツはずり落ちたりしないものを選んでください。グローブをはめると、ずれたパンツを直すこともできなくなります。

2. 正しいバンテージの巻き方を習う

私のジムでは、ベテランの人たちはみなバンテージを使っています。とはいえ、初心者のうちは気にしなくてもいいでしょう。バンテージは手を保護する役割があるほか、汗を吸い取る効果もあります。バンテージを使うなら、正しい巻き方を教えてもらってからにしてください。

3. パンチングバッグには種類がある

私がダブルエンドバッグを狂ったように殴りはじめると、慌ててコーチが走ってきて静止しました。ダブルエンドバッグはそのように使うものではありません。小さなバッグは小さなパンチを正確に当てる訓練をするためにあるのであって、思いっきりぶん殴りたいなら大きくて重いバッグを使うべきなのです。パンチングバッグの使い方や目的がよくわからないときは、インストラクターに尋ねてください。

4. スピードバッグができると最高にいい気分

スピードバッグとは、一点が固定された小さなパンチングバッグです。正しい場所を正しいタイミングで打たなければならず、バッグを横に回転させてはいけません。正しくパンチしないと、リズムに乗って叩き続けることはできません。こちらのページに、私のインストラクターが教えてくれたのと同じアドバイスが載っています。私も慣れるまでに時間がかかりましたが、今では10回連続で叩けるようになりました。


事前に基本的なパンチ(ジャブ、クロス、フック、アッパーカット)とキック(フロント、サイド、ラウンドハウス)について学んでおくといいですが、必ず正しいフォームをインストラクターに教えてもらうようにしてください。

予習をしたいなら、Wikipediaに詳しい解説が載っています。フィットネス系のインストラクターは、実戦系のインストラクターに比べて、正しいフォームにこだわらない傾向があります。強力なパンチやキックを繰り出せるようになりたいなら、格闘技やボクシングのバックグラウンドがあるコーチを探してください。


Image: Chris/Flickr

Source: Expert Boxing, Wikipedia

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文