今年の夏の大本命映画といえば 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。
ホラーとサスペンス要素強め、シリーズ最多の恐竜、火山噴火寸前の島で無謀な恐竜レスキュー作戦に生物兵器売買という盛りだくさんな展開に加え、前作で最も恐れられていたインドミナス・レックスよりも手強いハイブリッド種「インドラプトル」が登場するというんだから面白さは保証されているも同然です。
そんな期待しかない『炎の王国』が、ファイナル・トレイラーを公開しました。早速どうぞ。
恐竜保護に燃えるクレアに頼まれレスキュー隊に参加したオーウェンでしたが、蓋を開けてみると恐竜を生物兵器として売買する組織に利用されていただけだということが判明。さらにヴェロキラプトルのブルーは瀕死の重傷を負います。一方、怪しげな施設では「史上最恐恐竜」の「インドラプトル」がお披露目されていました。手術のお陰で一命をとりとめたブルーは、オーウェンと共にインドラプトルに立ち向かうことに。その頃、住宅地や海には恐竜たちが姿をあらわし……
住宅街を恐竜がお散歩、といえば『ロスト・ワールド』ですが、あの時はTレックス親子のみ(しかも子供はドライブ)。今回は超凶暴といわれたインドミナスレックスにラプトルのサイズと俊敏さを持ち合わせたインドラプトルが自由に動き回るみたい。部屋に忍び込むシーンなんて、まさにホラー展開で怖すぎる!
その一方、ブルーとオーウェンは本作で相棒状態。前作でもオーウェンは恐竜使いっぷりを発揮していましたが、今回はさらに信頼関係を深めているみたい。時代を超えた異種間友情、良いですね〜。
ていうか最後の方でサーファーたちの下に前作で美味しいどこどりしたモササウルスが出てきますが、コスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島から泳いできたんでしょうか。
それとやっぱりマルコム博士の「Welcome to Jurassic World」のセリフ、いいわー。「パーク」が規模を大きくして「ワールド」としてオープンし、その後恐竜たちが解き放たれて今や正真正銘の「ジュラシック・ワールド」ですからね。ハモンドからクレアに引き継がれたセリフがこんな展開になるなんて。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は7月13日公開。トレイラーはこれ以上アップされませんが、クレアの保護活動サイトで情報が小出しになるかもしれません。気になる方はこまめにチェックです。
Image: © Universal Pictures
Video: YouTube
James Whitbrook - io9[原文]
(中川真知子)