「ミラノデザインウィーク 2018」のソニーの展示が、超アブストラクトだった

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「ミラノデザインウィーク 2018」のソニーの展示が、超アブストラクトだった

トルネード竜巻の「ふれるときこえ」を思い出した。

現地時間の2018年4月17日(火)〜22日(日)、世界最大規模のデザインイベント「ミラノデザインウィーク 2018」が開催されました。アウディやSuningなどが出展する中、ソニーはHidden Senses(隠された感覚)をテーマにいくつかの体験を展示。各展示の様子は動画で紹介されています。

アンビエント曲のPVめいた雰囲気ですが、どれも日常に寄り添うインタラクションの在り方を提案しているとのこと。たとえば、触れたものや場所に対して何かしらフィードバックが起きることで、コミュニケーションを捉え直すとか、そういう感じのアレっぽいですよ。なんとなくやりたいことはわかる。

人の行動を検知するためにはテクノロジーが介在するもの。しかしそれを隠す、すなわちHidden Sensesすることで日常に均しているんでしょうね。ただの家具であっても、何かしらのインターフェースを得ることで非日常的な感覚になれそうですし、そうしたデザインとテクノロジーの混ぜ方という面では、最近のソニーは攻めてる気がします。

Dassault Systèmesがミラノデザインウィークの様子を公開しており、37秒頃からソニーブースが映っています。まだまだインスタレーション感はあるけど、こんなオシャレテックな日常が実現したらすごいなぁ。


Image: YouTube
Source: Sony, YouTube(1, 2), Victor Entertainment

ヤマダユウス型