1時間に1回以上立つことを促す機能がさまざまなスマートウォッチに組み込まれているように、座りっぱなしを防ぐことが、健康維持にとって重要。座る時間が長いほど死亡リスクが高まるとの研究報告も次々と発表されています。

最近では、昨年9月のコロンビア大学メディカルセンター(CUMC)の研究結果があります。一度に60~90分以上、1日合計13時間以上座っている人では、座る時間が短い人に比べて死亡リスクが2倍になるのだそう。

スタンディングデスクを導入している企業もあるものの、コストやスペースの問題など、すぐに今あるデスクと入れ替えられるものではありません。

そこで今回は、簡単に折りたためて移動もできるスタンディングデスク『Refold』をご紹介します。

パッと組み立てれば、そこが仕事場に

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Image: Refold

ダンボール製の『Refold』は、取っ手が組み込まれていて持ち運べるスタンディングデスク。4ピースのパーツで構成されています。

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Image: Refold

いざ仕事をする段となれば、2分で簡単に組み立てられるので、いつでもどこでも、さっと仕事場を整えることが可能。必要のない時は分解して折りたたんでおき、部屋の隅などに収納しておけます。

席が移動できて仕事の生産性を上げられる

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Image: Refold

席を移動することで気分が切り替えられて、仕事の生産性が向上することは、フリーアドレスを導入している企業にお勤めの方なら体験済みでしょう。

また、上記CUMCによる研究報告でも示されていることですが、座りっぱなしの人は30分に1回軽い運動をするのが、健康維持のための最近の潮流です。トイレに行ったり、ストレッチしたりするのでも良いですが、気分に合わせてデスクごと移動するのもありかもしれません。

景色を見ながら良い気分で仕事したいときには、窓のそばにデスクを持っていき、集中したいときには、人の輪から離れた環境に移動して仕事してみてはいかがでしょうか。

乗っても平気なほど頑丈、座るタイプのデスクにもなる

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Image: Refold

ダンボール製ということから、よくある通販のダンボール箱を積み重ねたようなヤワなものを想像される方もいるかもしれませんが、『Refold』は荷重85kgまで耐えられ、安定感があります。

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Image: Refold

また、オプションで異なる長さの脚を追加すれば、座位スタンディングとを自在に切り替えられます。腰を据えて仕事したいときは座位で、集中力が落ちる時間帯にスタンディングにすれば、仕事効率が上がりそう。

自宅でもオフィスでも、あらゆる場所が仕事場になる『Refold』は、公式サイトから160NZD(約1万2500円) + 送料137.6NZD(約1万800円)で購入できます。防水仕様の天板つきや2種類の脚つきなど、ラインナップが色々ありますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。


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Source: Refold, コロンビア大学