自宅に置いたら毎日自分の顔を見ることになりますね。
『アイアンマン』のハルクバスターやウルトロン、それにラジコンで動く『スター・ウォーズ』のBB-9Eや『ダークナイト』のタンブラー型電動スケートボードなどなど、ロボティックなDIYでお馴染みのジェームズ・ブルトンさん。
今度は彼が自らの立ち姿をスキャンし、すべて3Dプリントした立像を制作。しかもそれで、「世界で一番高さのある3Dプリント彫刻」としてギネス世界記録を取得しちゃいました。
この彫刻の高さは3.62m。使われた素材がおよそ50kgらしいので、こんなにデカくても重さはそのくらいってことなんですね。世界記録取得の条件には、この立像が床に固定されず完全自立することや、他の素材を使用しないことなどがあります。なのでいくつものパーツに分けて、あとから瞬間接着剤で組み立てるのです。
ギネス側が撮影した映像もチェックしてみましょう。
制作日数は2カ月もかかったんですって。
この立像は、ウィンチェスター・ディカバリー・センターにて7月半ばから9月まで展示されるとのこと。子供たちに科学と3Dプリントについて知ってもらいたいそうです。
遥か昔より、ギリシャ彫刻が芸術の基本みたいに思われていますが…これから100年経ったら、3Dとプリンター彫刻もれっきとしたファイン・アートとして認められているかもしれませんね。