AMDが第2世代Ryzenを発売 17
ストーリー by hylom
選択が難しいラインナップに 部門より
選択が難しいラインナップに 部門より
AMDが第2世代Ryzenを発売した。第2世代RyzenはRyzen 7 2700Xおよび2700、Ryzen 6 2600Xおよび2600、Ryzen 5 2400G、Ryzen 3 2200Gの6製品で、すでにRyzen 5 2400GおよびRyzen 3 2200Gは発売済みだったので、今回新たに発売されたのはRyzen 7 2700X/2700、Ryzen 6 2600X/2600の4モデルとなる(ITmedia、ASCII.jp)。
「第2世代」とされているが、アーキテクチャ的な変更点としてはキャッシおよびメモリアクセスのレイテンシー削減のみで、それ以外の部分に変更はないという。動作周波数の引き上げと消費電力の削減も行われているが、これはプロセスの改良で行われているようだ。
また、第一世代では下位モデルのRyzen 3シリーズが2モデル、Ryzen 5シリーズが4モデルあったが、Ryzen 3およびRyzen 5の下位モデルはGPU統合型(APU)が存在するため新規の製品は投入しないとの判断とのこと。
CPU本体とはあまり関係がないが、新たに「StoreMI」と呼ばれる、HDDとSSDを組み合わせてSSDをキャッシュとして利用することでHDDアクセスを高速化する機能も利用できるようになったという。実態としては以前「 AMDとEnmotus、SSDによるHDD高速化ソリューションをAMD Ryzen向けに提供」として話題となった「FuzeDrive」を無償提供するというもので、メインメモリの一部をキャッシュとして利用することもできるという。
第二次Ryzen Segv Battleにならなければ (スコア:2, 興味深い)
https://srad.jp/story/17/06/23/0550221/ [srad.jp]
この二の舞にならないことを祈るばかり
Re: (スコア:0)
第一世代のほうは、未だに問題を起こす個体が新品で流通してるとか。
AMDが回収はおろか、問題のある製造週などの情報を一切公開していないので
(というか、正式に不具合情報として掲載すらしていない。文句言った人に個別で交換対応)
いまなお、ガチャに外れたらRMAするしかないというアレな状況が続いています。
Re: (スコア:0)
対応してくれるのはありがたいけど、二回交換依頼を出しても問題ある早い製造週の個体を送ってくる [reddit.com]とか、サポートもかなり杜撰のようですね。
情報の公開もないせいで、第二世代本当にこの問題を起こさないのか心配です。
Re:第二次Ryzen Segv Battleにならなければ (スコア:1)
「Intelにやったように訴訟を起こしてもいいのよ?」ということかもしれない。
# 先に謝った方が負け確定になるアメリカ
Re: (スコア:0)
あれは初期BIOSが糞でそのBIOSでRyzen動かして特殊な設定してしまうと
BIOS更新してもだめとかいう話じゃなかった?
なのでまっさらなRyzenを今売ってるマザボで使えばもう出ないような。
Re: (スコア:0)
よく使われるデータをキャッシしてくれますので
アレなデータが頻繁に使われていることがバレる脆弱性があります
Re: (スコア:0)
そっかセキュアコプロセッサがL2キャッシュの一部を使ってプロセス毎のルートキーを保持。
ページテーブルを拡張して4Kページ毎に8バイトのサブキーを格納。
全メモリを暗号化し、デコーダーおよびメモリ転送命令の時だけ復号すれば Spector Variant.2解決しない?
いやL2キャッシュアクセスに匹敵する復号器どうするんだという話しはあるけど。
Re: (スコア:0)
そっかセキュアコプロセッサがL2キャッシュの一部を使ってプロセス毎のルートキーを保持。
ページテーブルを拡張して4Kページ毎に8バイトのサブキーを格納。
全メモリを暗号化し、デコーダーおよびメモリ転送命令の時だけ復号すれば Spector Variant.2解決しない?
いやL2キャッシュアクセスに匹敵する復号器どうするんだという話しはあるけど。
StoreMIはストレージ側管理のDRAMやSSD領域があるので
CPU管理のページテーブルじゃ手が届かないんじゃなかろうか
それともドライバやソフトウェアでなんとかするってことになるのかな
# 先生!何もしてないのに暗号化ストレージになりました!?になったりして
Re: (スコア:0)
「ふふふ、ここに単一レベル記憶というのがあるじゃろ」
「めう知ってるよ。Multicsだよね」
「そうじゃ、これをWindowsに合体」
「合体」
「晴れてストレージも暗号化」
「パスワード忘れたよ」
「あきらめろ。無理じゃ」
「わーい、めうもうお仕事しなくていい」
StoreMIに補足 (スコア:0)
StoreMI:
「AMD 400シリーズ・チップセット内蔵のハードウェア補助によるデバイスドライバでの実装」
なのね。
気になるのは、そこで使用しているHDDを取り出して単独で接続した場合、これ無しと互換性が
取れてるかどうかです。(等価的に透過的にHDDに読み書きしているか)
そのへんどうなんでしょうか。
複数ドライブをまたがって仮想化したりしたときはもちろん駄目なんでしょうけど
Re: (スコア:0)
速度はSamsung並の表現だなと
https://community.amd.com/community/gaming/blog/2018/01/10/faster-easi... [amd.com]
# RAMキャッシュが効いたときはそりゃ早かろう
/*
「ハードウェア補助によるデバイスドライバでの実装」は
RAM、SSDへキャッシュするものを調整して最適化を試みる部分かと
なので結果的にはHDDのデータに整合性はあり
Re: (スコア:0)
OS停止→電源シャットダウン時に、書き込みが間に合うのだろうか。
Re:StoreMIに補足 (スコア:1)
SSDが揮発するならHDDに書き戻す必要あると思うが
Re: (スコア:0)
モダンなOSなら流石に終わるまで待ってくれるんじゃないかな
強制シャットダウンしたときはどうしようもない
ジャーナリングかそれに近い仕組みを組むのも手だがイマドキのシステムやマニアのPCはジャーナリング的な機能がジェンガみたいに重なってそう。
ハードウェアRAIDの上の記憶域の上のファイルシステムの上の仮想ハードディスクの上のLVMの上のbtrfsみたいな。
Re: (スコア:0)
そしてパススルーで直接ディスク使うと
Re: (スコア:0)
OS停止→電源シャットダウン時に、書き込みが間に合うのだろうか。
RAID 0をライトキャッシュありで使うよりはマシ
くらいの安全性はあるんじゃないかな
逝くのは未書き込みまたは
書き込み途中のデータのみだから
パーティションとぶ程ではないかもね
ただHDD側がSMRタイプだった場合は
前後のセクター含めて書き換えが必要だから
ライトキャッシュ書き込み中に落ちたら巻き添え必死
運が悪いとメタ領域盛大にぶっ飛ばす可能性もあったりなかったり
こういう技術こそNVDIMMの不揮発が活きそうなんですけどねぇ