アンカーの新ブランド「Soundcore」始動。アプリ対応ポータブルスピーカーからノイキャンヘッドホンまで、新製品祭りじゃ!

  • 19,889

  • author 小暮ひさのり
  • X
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
アンカーの新ブランド「Soundcore」始動。アプリ対応ポータブルスピーカーからノイキャンヘッドホンまで、新製品祭りじゃ!
Image: ギズモード・ジャパン編集部

まるで祭りの勢い。

4月27日(金)、モバイルバッテリーやスマホ周辺機器などでおなじみのAnker(アンカー・ジャパン)が、メディア向け事業説明会を開催しました。

これまでAnkerブランドで展開していたポータブルスピーカー、SoundCoreをはじめとするオーディオ製品と、オーディオブランド「Zolo」との統合が発表されました。さらに今後は、「Soundcore」ブランドへ一本化されます。

そして、新ブランドから一気に、それはもうモリっと新製品が登場しましたよ。新しいテクノロジーによってバージョンアップされた人気シリーズの後継機をはじめ、野心的でユニークなプレミアムスピーカーまで…。では、今回発表されたスピーカー/イヤフォン・ヘッドフォンの数々を紹介していきますね!

水に浮く! シーン問わず使える「Soundcore Flare」

soundcoer_20180427
防水仕様のSoundCore Flare
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

さまざまな製品が発表されましたが、最もインパクトが強かったのが、タッチ&トライ会場でいち早く行水を楽しんでいた「Soundcore Flare」です。

円柱のようなスタイルで360度サウンドを楽しめるバッテリー内蔵のBluetooth接続のワイヤレススピーカー。IPX7の防水規格にも対応しているため、ちょっとの水濡れくらいじゃびくともしません。

soundcore_flaire
Image: ギズモード・ジャパン編集部

濡れるどころか、水槽にポンした後に、ダバダバと水が滴り落ちるような状況でも大丈夫ですよ! めちゃんこタフな子です。

anker02_20180427
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

また、アプリからのコントロールにも対応しています。

イコライザーをはじめ、下部のLEDライトパターンをコントロールできたり、2台の「Soundcore Flare」を利用してステレオ化なんて使い方も。もうパーリィナイトでウェイウェイしろと言わんばかりのスペックですね。

この「Soundcore Flare」の予定販売価格は5,999円(税込)、サウンドとバッテリーが強化されている上位モデル「SoundCore Flare+」は1万2150円(税込)で、2018年夏頃登場予定です。

ノイズキャンセリング対応の本格派ヘッドホン「Soundocore Space NC」

soundcore_201804
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

ヘッドホンシリーズも本当にたくさん出てきました。その中で特に僕が推したいのが、アクティブノイズキャンセリング対応の「Soundcore Space NC」

連続再生時間はワイヤレス時で約20時間。ノイズキャンセリングをオンにすると、かなりの静音性で、周囲の雑音などはイイカンジにシャットアウトされます。

touch_20180427
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

インターフェースはタッチ操作対応。もちろん、ノイズキャンセリングのオンオフもスイッチで切り替えられますよ。価格は1万4300円(税込)とAnkerにしちゃちょっとお高め。ですが、ちょっと聞いただけではあるものの、音質も個人的には納得。雑音から逃げ出したい僕としては、君に決めた!です。2018年初夏の発売が待ち遠しい…。

要注目! 新機能・新テクノロジーを搭載したニューラインナップ

anker05_20180427
Soundcore mini 2
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

もっとも発売日が早い「Soundcore Mini 2」は5月2日(木)発売で3,999円(税込)。ポケットに収まるコンパクトサイズながら、約15時間の連続再生に対応してくれます。

soundcore_soundcore
Soundcore Motion
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

Anker定番のSouncCoreスピーカーの後継機といえるのが、「Soundcore Motion B」。ポータブルサイズながら、パワフルなサウンドと3,299円(税込)というコスパの高さが魅力的。こちらは夏頃に発売予定。

soundcore_modelzero
Soundcore Model
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

以前の記事で紹介したモダンかつ野心的デザインな「Soundcore Model Zero」も実機がお披露目されていましたよ。

お前…、コンセプトデザインじゃなかったのか!

とその存在自体に驚きました。音質面へのコダワリが詰め込まれていて、60Wというパワフルな出力と、高音質な「SCANSPEAK」ドライバーを採用し、有線でのハイレゾ再生にも対応。2018年夏頃登場予定で、価格は1万9800円(税込)です。

なお、今回発表されたすべてのスピーカー機器には低音を強化する「BassUpテクノロジー」や、音源に合わせて電圧を変えることでバッテリー消費を減らす「PowerBoostテクノロジー」など、Anker独自のテクノロジーが搭載されています。

anker09_20180427
Soundcore Spiritを沈める
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

カナル型イヤホンの故障の原因の50%は汗によるものだった!

という教訓から、IPX7の耐水性に加えて新開発された「SweatGuardテクノロジー」による耐汗性を備えた「Soundcore Spirit」とイヤーウイングが付いた「SoundCore Spirit X」は、既存のエントリークラスに取って代わるスポーツイヤホンとなります。

Spiritは初夏に、イヤーウイング付きのSpirit Xは5月8日(火)に発売され、どちらも2,999円。汗をかく、これからの季節に選びたい。

aaala_20180427
Soundcore Lifre NC
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

「Soundcore Life NC」もまたノイズキャンセリング対応イヤホンです。こちらは環境音だけでなく、通話時に話す声に関してもノイズキャンセリングが適用され、雑音をカットしながらクリアな音声を届けられるんだとか。防水性はIPX5で価格は1万4300円(税込)、2018年夏に登場予定です。

soundcore_liberty201840
Soundcore Liberty Lite
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

最近人気な完全ワイヤレスの新作も発表されましたよ。「Soundcore Liberty Lite」です。

アプリには対応していませんが、Zoloの前モデル「Liberty」から比べるとバッテリーケースが小型化、携帯性がさらにあがっている印象。また、こちらもIPX5の耐水性と「SweatGuardテクノロジー」による耐汗性能も持っていますよ。

2018年夏頃登場予定で価格は6,599円(税込)。完全ワイヤレスのなかではコスパ抜群の期待感!

また、これらの今回発表されたオーディオ機器はどれもIPX5以上の防水規格に対応しています。シーンや場所を問わず、音楽を楽しんでほしい!といったAnkerイズムを感じさせれますね。

nebura_20180427
Anker Nebula Capsule
Photo: ギズモード・ジャパン編集部

また、Soundcoreシリーズじゃありませんが、タッチ&トライスペースの隅っこには、ひっそりとバッテリー搭載の小型プロジェクター「Anker Nebula Capsule」の姿も。

OSにAndroid 7.1を搭載していて、AirPlayやNetflixやらYouTubeやらをいろいろ楽しめちゃうという、まさに僕らの部屋を豊かにするためのプロジェクター。バッテリーだけで3時間駆動可能できるため、映画1本見られちゃいます。

発売は5月15日(火)で、お値段は3万9800円。ちょ〜っと高めだけど、これ絶対におもしろい遊びができるやつ

もうほんと、一気にモリっと新製品が出てきて、タッチ&トライではあれもいい! これもステキ!と目移りしっぱなしです。お出かけに、スポーツで、書斎で、リビングで、パーティーで、BBQで!

シーンや用途に合わせてAnkerの新作、新ブランドを試したくてウズウズが止まりません。


Image: ギズモード・ジャパン編集部
Source: Anker

(小暮ひさのり)