なるほど、ありえそう。
『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』ときて、次がどうなるのか楽しみな映画『スター・ウォーズ』次回作のエピソードⅨ。この3部作の主人公は若い世代のレイ、フィン、カイロですが……次回作では離れ業でスカイウォーカー・サーガ展開が、ファンによって急浮上しました。
『エピソードⅨ』では現在、役者さんを探している真っ最中とのこと。対象は女性で、40~50代、そして名前は「マラ」もしくは「マーラ」だそう。
コアなファンなら、この名前にピンと来るはず。チューバッカの奥さんマーラトバックも「マーラ」と呼ばれていますが、まさかこっちじゃないですよねぇ?
以下はネタバレ注意で、ファンが作った動画と記事内容をどうぞ!
マラはパルパティーン直属の不正役人にして、暗殺者のマラ・ジェイド。『スター・ウォーズ』の延長線上で創作されている「エクステンデッド・ユニバース(略してEU)」では有名なキャラクターです。彼女はダース・シディアス(パルパティーン)に育てられ、皇帝の手として暗躍。彼からルーク暗殺の司令を受けるも、パルパティーンが倒れたあと目的を失い、運命のいたずらでルークと行動をともにするうち互いに愛が芽生え、結婚してマラ・ジェイド・スカイウォーカーとなりました。
マラが生まれたのはヤヴァンの戦い以前の帝国時代17BBYで、亡くなったのは戦い以降で新共和国時代の40ABY。これはSW世界で享年57歳ということになります。これはキャスティングの募集年齢と符合しますよね。ちなみに『フォースの覚醒』と『最後のジェダイ』は34ABYが舞台で、19BBY生まれのルークがオク=トーで亡くなったのもこの歳。享年53歳という計算になります。ついでに34ABY時点でレイは19歳。
劇場版では、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(4ABY)から『フォースの覚醒』までの30年間がゴッソリ抜けているので、少し前日譚的にマラの過去から現在までが描かれ、自然にルークの家族による新たなスカイウォーカー・サーガへと繋がる可能性は大いに考えられます。それに古くからのファンなら、ルークが死んだあとにそう続いてくれたら納得できることでしょう。もちろん、『最後のジェダイ』以降のストーリーも進んでいきます。
と・は・い・え! かつてレイとカイロ・レンはオーディション時にコードネーム「レイチェル」と「トーマス」という偽名が使われていたことがあります。なのでこの「マラ(マーラ?)」もネタバレにならないため、制作側が一時的に使っている偽名の可能性だって大いにありえるのです。
まだまだ次回作の主役がマラ・ジェイドだと決めつけるのは早計ですが、どんな人物なのか映像で予習してみてください。
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Source: YouTube(1, 2)
Reference: ウーキーペディア
James Whitbrook, Gordon Jackso - Gizmodo io9[原文]
(岡本玄介)