「当方ボーカルです」という人でもバッキングも完璧に。
楽器って基本的にスタンドアローンなものじゃないですか。MIDIコントローラのように他機器と連携して使う品もあるけど、操作体系はキーボードオンリーだったりPADオンリーだったりと、1つのルールに縛られてしまうものが大半です。
「INSTRUMENT 1」は違いますよー。鍵盤、パッド、弦x2という、4in1なコントローラがいっしょになって煮込まれて綺麗に調理されたかのようなコントローラーなんです。
アナログな楽器の操作体系に似せてはいますが、リアルさは追求していません。鍵盤モード時なんて、オクターブ上の鍵盤が右横ではなく上にあるくらいですよ。
あっちを立てればこっちが立たずで結局共倒れ、みたいな未来を回避したのか、電子楽器の枠だからこそもっと自由にやっていいんじゃないの、という感覚かはわかりませんが、演奏していて楽しそうという雰囲気は濃いめ。
ギター、ベースではなくバイオリンのような演奏もできちゃいます。
別途音源となるiPhoneやiPad、PCが必要になりますが、大きな場所を取らずにさまざまなコントロール方法が試せる&楽しめるのは大いなるメリットでしょう。ピアノのフレーズをギター的な入力方法でやったらどうなるか、といったチャレンジがしやすいわけですし。
昔は楽器演奏を嗜んでいたけど今は。というリターンプレーヤーにぴったりかもしれませんね。