英ヘンリー王子とメーガン・マークルさんのロイヤルウェディングは、いよいよ来月に迫っています。結婚式当日は、間違いなくたくさんのシャンパンが飲まれるでしょう。それに英国のロイヤルファミリーでは、紅茶を飲むのも大事な生活の一部であり、そこにはルールがあります。

最近、元英国王室執事のGrant HarroldはBussiness Insiderで、英国王室には紅茶の飲み方にいくつかルールがあると言っており、その具体的な内容を語っていました。

ミルクは、ティーポットからカップに紅茶を注いだ後で加え、先には入れません。紅茶の前にミルクを入れていたのは、熱い飲み物を最初に注ぐとグラスが割れてしまうような時代まで遡ります。上質な磁器のカップを使っているなら、最初に紅茶を注ぐほうがいいのです。

それから、紅茶をかき混ぜる時は、スプーンを回すのではなく、前後に動かして混ぜましょう。Harold曰く、カップの中でスプーンを回すと紅茶の渦ができ、紅茶が外に飛び出すおそれがあるからです。また、お茶会の他の同席者のご迷惑になるので、カップの側面にスプーンが当って音を鳴らないようにしましょう。

最後に、小指を立てて紅茶のカップを持つ仕草は、「これまで一度もお目にかかったことがない」とHarroldが言っていますから、来月エリザベス女王のお隣で紅茶を飲む機会がある人は、小指は普通にしまっておいたほうがよさそうです。


Image: Sergio Sallovitz/Shutterstock.com

Source: Bussiness Insider

Emily Price - Lifehacker US[原文