セキュリティ問題にどれくらい時間を割くのかが見所。
Facebook(フェイスブック)が毎年開催している開発者向けカンファレンス、F8が今年も始まります。日本時間で5月2日午前2時からスタートするキーノートを皮切りに、2日間に渡って開催。キーノートのようすはこちらの公式ページから見られます(登録が必要です)。
これまでもお伝えしているように、Facebookはここ最近、Cambridge Analytica問題の対応に追われ、マーク・ザッカーバーグCEOは米議会にて2日間の証言を行ない、データ共有ポリシーに反する状況を調査し、フェイクニュース関連の対応に追われる…など、散々な状況に置かれています。
キーノートはデータセキュリティとVR/AR関連の話題が中心か
キーノートではおそらく、マーク・ザッカーバーグはTシャツとジーンズ姿で登場し、データセキュリティやソーシャルメディアプラットフォームが今後も継続し発展することを語るでしょう。もちろん、Cambridge Analyticaの問題を踏まえて、です。
また、セキュリティ問題以外には、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)に関する発表を期待したいところです。FacebookによるVR SNSはなんともハズしている感がありますが…それはともかく、PCのいらないスタンドアローン型VRヘッドセット「Oculus Go」の正式リリースが発表されるでしょう。こちらについてはもう米Amazonで予約が始まった情報もあるので、唯一ハードウェアネタで濃厚なものです。
ハードウェアでいうとFacebookによるスマートスピーカーも噂されていますが、これについては、今回のF8では発表されない見込みです。
ちなみに去年のF8で大きく発表された「脳に直結するコンピューターインターフェース」については、今年は発表されないと思います。開発リーダーが会社を去っていますしね。