メディアジーンコマースチームより、ライフハッカー[日本版]読者に特に人気のあったアイテムをご紹介した記事ピックアップ。

こちらは2018年1月6日に掲載され記事の再掲載です。

以前ご紹介した、ホワイトボードのように書いたものを瞬時に消せるスマートノート「Rocketbook Everlast(ロケットブックエバーラスト)」。何度も消して使える不思議なノートです。専用アプリと連携させることでノートの内容をデータ化し、EvernoteやGoogle Drive、Chatworkなどに飛ばすことも可能。会議の議事録やメモを瞬時にデータ化して保存できるとか。

アプリと連携できるノートとはどういうことなのか? 今回は手元にサンプルが届いたので、レビューと使い方をご紹介したいと思います。

Rocketbook Everlastとは?

Image: Amazon.co.jp

Everlastはボストンで生まれたスマートノート。フリクションペンで書いた文字を濡れたタオルで拭くと一瞬で文字が消えるというものです。最大1000回以上再利用することができ、大学ノートに換算すると100冊分に値します。

さらにカメラをかざすとクラウドに保存することが可能。保存先はGoogle Drive、Evernote、Dropbox、Slack、Chatwork、Onenoteなど様々なアプリケーションと連携できます。ノートの内容をクラウドに保存できるためいつでもどこでもを見ることができ、さらに何冊もノートを保管しておく必要がありません。

何度も書いて消せるノート

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Photo: GENE TV

ノートの紙質は、一般的なノートとほとんどかわりがありません。あえて言えば、少しだけ表面がつるっとしている程度。書き味は、非常にスムーズです。

フリクションペンに対応しており、色は何色でも大丈夫です。ちなみにEverlastには、ブラックのフリクションペンが1本ついてきますよ。

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Photo: GENE TV
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Photo: GENE TV

書いた文字は、濡れたタオルで拭くときれいに消えます。

ノートを何冊も使っている人がいるとは思いますが、これなら1冊で何度も使え、必要がなくなったものは消すのも簡単。36ページあるので、1ヶ月使ってからまとめて消してもいいでしょう。

専用アプリでデータ保存が可能

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Photo: GENE TV

何度も消せるのは便利だけど、残したいメモや議事録もありますよね。そんなときは、専用のアプリを使ってノートをデータ化しましょう。方法は簡単で、専用アプリのカメラでスキャンするだけ。保存先はアプリ側で7つ指定ができます。それぞれアイコンがあるので、どのアイコンがどのサービスなのかノートの表紙にメモしておくと便利です。

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Photo: GENE TV

次に保存したいページを開き、保存先を指定します。それぞれマークを丸で囲むことで、そのマークに設定したアプリケーションへ内容が保存されます。

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Photo: GENE TV
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Photo: GENE TV

次にアプリのカメラを開き、ノートにかざすと自動でスキャン。

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Photo: GENE TV

たったこれだけで、データ化の完了です。

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Photo: GENE TV

あとはSendを押せば、指定先に自動で保存されます。

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Photo: GENE TV

今回はSlackの自分のフォルダーに飛ばしてみました。スキャンも自動で行われるので非常に便利でした。

約1週間使っていますが普通のノートに劣る面はとくに見当たりません。水に強いため、雨やコップの水をこぼしてもすぐに乾く点は、最初想定していなかったポイントですね。また、議事録や重要なメモを1つのアプリで一括管理でき、情報を探す手間が減りました。ノートを何冊も使う人やノートをデータ管理したい人にはぴったりでしょう。

サイズはノートサイズと手帳サイズの2種類。ノートの管理に困っている人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

なお、以下の表示価格は執筆現在のもの。変更の可能性もありますので、販売ページでご確認ください。サイズの選択も以下の販売ページより可能です。

Photo: GENE TV

Source: Amazon