ツインリンクもてぎで、ジムカーナの新シリーズ始まる

ロードレースやモトクロスなど日本国内の2輪モータースポーツを統轄する団体であるMFJ・一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会と、ダンロップ・オートバイ杯ジムカーナなどを運営するJAGEがコラボレーションして誕生した2輪ジムカーナのシリーズ「MOTO GYMKHANA GREAT SERIES」(以下グレートシリーズ)。その記念すべき幕開けとなる東日本大会が、4月29日にツインリンクもてぎで開催された。

画像: このグレートシリーズ、基本的なレギュレーションはオートバイ杯などと共通だが、タイヤのメーカーがオープンであることが大きな違い。また、エントリーには JAGE認定大会への参戦実績があることと JAGEおよび関連団体の開催する大会に出場経験がある事と、MFJのエンジョイライセンスが必要となる。(※JAGEからの指摘により一部修正しました)

このグレートシリーズ、基本的なレギュレーションはオートバイ杯などと共通だが、タイヤのメーカーがオープンであることが大きな違い。また、エントリーにはJAGE認定大会への参戦実績があることとJAGEおよび関連団体の開催する大会に出場経験がある事と、MFJのエンジョイライセンスが必要となる。(※JAGEからの指摘により一部修正しました)

ツインリンクもてぎのマルチコースに設けられたこの日のコースは、オーソドックスなセクションが一通り揃ういかにもジムカーナらしい内容だが、全体的にタイトでテクニカルな設定。快晴に恵まれ理想的なドライコンディションの路面となったそのコースを舞台に、各地からエントリーした各クラス88台が第1ヒートのタイムアタックを開始。総合トップを争うA級、第1ヒートは池田選手&NSR250Rが2位を1秒半あまり引き離す1分21秒198をマークして暫定トップ、これに中嶋選手&TZR250R、作田選手&GSX-S1000が続いた。前年のオートバイ杯チャンピオンである冨永選手&NSR250Rは、パイロンタッチなどのペナルティで2秒加算を受けた1分23秒657で10位となっていた。

画像: 冨永選手&NSR250R

冨永選手&NSR250R

画像: 池田選手&NSR250R

池田選手&NSR250R

画像: 小川選手&NSR250R

小川選手&NSR250R

そして午後に行われた第2ヒート、冨永選手は第1ヒートの鬱憤を晴らすような激走を決めて1分20秒154を叩き出してギャラリーをどよめかせる。ペナルティがあって1秒加算を受けたものの、それでも1分21秒154なのでトップに浮上。その後小川選手&NSR250Rが1分21秒547、辻家選手&GSX-R1000が1分21秒922までは迫るものの逆転はならず。そしてこの日の最終アタッカーとして、第1ヒートトップの池田選手がスタートした。限界までコースを攻め込んで1分20秒383とタイムが表示されたが、池田選手にもやはり痛恨のペナルティがあったために1秒加算されてしまい、最終的に1分21秒383で逆転はならず。その結果、冨永選手がグレートシリーズ最初のウイナーとなった。2位は第1ヒートのタイムで池田選手、3位には小川選手が続いている。

画像: A級の表彰台。左から2位・池田選手、1位・冨永選手、3位・小川選手、4位・辻家選手、5位・大越選手、6位・中嶋選手

A級の表彰台。左から2位・池田選手、1位・冨永選手、3位・小川選手、4位・辻家選手、5位・大越選手、6位・中嶋選手

画像: 当日はMFJの大島裕志会長も来場、表彰式ではプレゼンターとして各クラスのウイナーを祝福していた。

当日はMFJの大島裕志会長も来場、表彰式ではプレゼンターとして各クラスのウイナーを祝福していた。

今年のグレートシリーズはもう1戦、11月18日に西日本大会が開催され、会場は岡山国際サーキットが予定されている。東日本大会のリザルトやグレートシリーズの最新情報についてはJAGE、MFJのホームページをチェックしてみよう。

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