いろいろありますし、ね。
超強化されたiMac Proとは対照的に、進化が遅い感もあるApple(アップル)のMacBook Pro。残念なことに、Intel(インテル)のプロセッサロードマップから32GB RAMを搭載するモデルの登場が2019年まで遅れることが予測されています。
MacBook Proやその他のMac製品に搭載できるメモリ容量は、プロセッサの設計や仕様によって制限がかかります。また、32GBのRAM(LPDDR4)を搭載できる新世代プロセッサ「Cannon Lake」は生産の一部を今年から開始するものの、大量生産は2019年からになるとのこと。これにより、MacBook Proのアップグレードも遅れることが予測されています。
また、このプロセッサは現行世代よりも微細な10nmというプロセスで生産されます。Intelによると、10nmでのプロセッサ量産がまだ思うようにいかず、現時点では14nmでのプロセッサ生産に注力する予定なんだそう。
現行モデルのMacBook Proは、最大で16GBのRAMしか搭載できません。一部のユーザーからは不満の声も。また、RAM容量(あるいはプロセッサスペック)の制限から、重たい作業はリモートでオフィスのMac ProやiMac Proに担当させるユーザーもいるようです。ただ、手元でサクサク作業できるに越したことはありませんよね。
なお、今年のMacBook Proにはリリースされたばかりのラップトップ向けプロセッサ「Coffee Lake」が搭載されるかもしれません。こちらは6コアプロセッサも用意されていたりと、かなりのパフォーマンスアップが期待できそうです。
Image: Cineberg/Shutterstock.com
Source: Apple Insider
(塚本直樹)