動きも可愛らしく見えてくる。
ストリートミュージックなんかでおなじみの打楽器、カホン。ギターとカホンが並ぶといかにもライブっ、という感じがしますが、ソロミュージシャンの場合は影分身でもしない限り、not打楽器な演奏になりがちです。そんなときこそ、テクノロジーを活用してみようじゃあないか。
カホン本体にビタっと貼りついているのは「Cabot」という自動演奏ロボット。やってくれることはシンプルで、3本のアームでグルービーにカホンを叩いてくれます。カホンは叩く位置によって音が違ってくるので、そのためにアームの位置も違うんですね。
叩き方(フレーズ)はアプリで設定し、フットスイッチで演奏しながらの切り替えも可能。動画のようにギターやピアノでの弾き語り中に足で切り替えれば、デュオやバンドっぽい演奏もできるという次第です。三連符が叩けてるのはすごいと思う。
ロボットと人間の混成バンドという図が、もう面白いなぁ。リズムマシンと違ってアコースティックなのが味だし、それをロボットが演奏しているというのも良い。エモい。
#SXSW Trade Show/Wonder LAB Osakaから株式会社UTSUWAの「カホンロボット」。本来は専属のミュージシャンが演奏する打楽器カホンをロボたちが演奏してくれます。これでひとりで演奏できる!はずなんですけど、不思議と4人編成のバンドに見えてきませんか…? pic.twitter.com/fLWsAoSVkg
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2017年3月14日
何気に、去年のSXSWでも見つけてたり。プロトタイプならではのメカメカしいルックスもいいよねー。
Cabotは現在、Kickstarterにてキャンペーンを実施中。自分のパフォーマンスに打楽器を混ぜたいけど良き相方が見つからないという方は、ロボットをメンバーにしてみるのはいかが?
Image: Kickstarter
Source: Kickstarter, YouTube, Twitter
(ヤマダユウス型)