もらうより、与えるほうがいい。それなのに、なぜ私たちは、与えたあとに見返りを求めてしまうのでしょうか。
サンフランシスコに住むライターLaura Turnerさんは、彼女のベビーシャワーでの経験をTwitterに投稿して共感を呼んでいます。ベビーシャワーに出たことがある人ならわかると思いますが、参加者を思考停止にさせてしまうほど実に退屈なイベントであることがほとんど。確かに、もうすぐ生まれてくるベビーのために育児グッズを必要としている夫婦がいれば、伝統行事として楽しむ夫婦もいるでしょう、でも、新しいオムツカバンのためにわざわざパーティを開くのはかなり疲れるというのが本音ではないでしょうか。
皆が帰ったあとは片付けが待っているし、誰から何をもらったかをリストにしておかなければならないし、全員分のThank Youカードを子どもが生まれる前に用意しておかなければならないし……。
あなたならどうしますか?
昨日のベビーシャワーで、私がみんなからのプレゼントを開けようとしたとき、ある女性がこう言ったんです。「No Thank-You Noteを私たちからのプレゼントにしてもいいかしら?」誰もがその意を理解し、私は死ぬほど嬉しかった。今後シャワーに呼ばれるたびに、私はあの女性になろうと思う。
Turnerさんのベビーシャワーで、「No Thank You Card」をプレゼントとして提案したゲストがいたのです。TurnerさんはいちいちThank Youカードを返さなくていいという意味です。参加者もネット民も、誰もが納得しました。
とてもいい反応でした。なぜ今まで誰も思いつかなかったんだろう、みたいな。
お返しを求めない配慮
天才的なアイデアですよね。ベビーシャワーに限らず、プレゼントをあげるシチュエーションならいつでも使えます。面と向かって笑顔で「ありがとう」と言ってもらえれば、あげた側も十分嬉しくなれるのではないでしょうか。
日本でも同じように、お返しをしなければいけないときもありますが、No Thank Youカードを使ってみるといいかもしれません。
Image: shalaku/Shutterstock.com
Source: Laura yurner
Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文]