やや、新型iPhoneの「A12プロセッサ」のベンチスコアが流出?

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  • author 塚本直樹
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やや、新型iPhoneの「A12プロセッサ」のベンチスコアが流出?
Image: wccf tech

順当な性能アップなようです。

毎年進化するiPhoneのプロセッサ。今年の新型iPhoneは「A12」プロセッサが搭載されるはずです。そんな中、真偽は若干怪しいものの、そのベンチマークスコアとされる情報が浮上しています。

Ice Universeが掲載しwccf techが引用した情報によると、A12プロセッサの「GeekBench 4」でのスコアはシングルコアが5200、マルチコアが13000になるそうです。これは、「A11」プロセッサのシングルコアが4200、マルチコアが10000に比べると24〜30%のスコアアップ。かなり順当な進化といえるでしょう。

A12プロセッサは、微細化の進んだ「7nm」というプロセスルール(チップ内の配線の幅)で製造されると報じられています。Ice Universeも同様の報告をしていますが、現時点でのA12プロセッサの消費電力は、7nmに期待されている数値から23%も高いとのこと。この問題の理由や、それが解決可能なのかどうかは現時点では不明です。

また事前情報では、このA12プロセッサは台湾ファウンドリのTSMCによって間もなく製造されるとも伝えられています。消費電力の件は若干気になりますが、新プロセッサがiPhoneによるAI(人工知能)やAR/VR分野での成長をさらに加速させることを期待したいですね。


Image: wccf tech
Source: wccf tech

(塚本直樹)