臨場感スゴそうです。
昭和の人たちが思い描いた未来ガジェットのような卵型のチェアースピーカーVRS-1が、オーディオハートより登場します。
普通のスピーカーだと音が分散されてしまいますが、これに座ると自分に向けて周りから音のシャワーを浴びるような形になりますね。
アンプは搭載しておらず別途繋げる必要があります。ですがスピーカーはDolby Atmosの11.2chで、フロントのL/Rとセンターが8cm径の2ウェイ。そしてセンターは左右に配置する仮想センター方式。サラウンドは5cmユニットで、サイドL/R、リアL/R、天井×4の合計8基を搭載しています。最大出力は各100Wとなっています。
ウーファーは広いダイナミックレンジのアルミコーンと、ハイレゾ帯域を再現するツイーターが搭載。再生帯域は16Hz~55KHz(-10dB)。くわえて16cm径、150Wのサブウーファーが左右にもあり、超低共振周波数設計が採用されています。
幅は995mm、奥行きは1,080mm、そして高さは1,340mm。ちょっと場所を取るうえに重さが93kgもあるので、どこに置くか決めておかないと移動が大変そうです。それにお値段が設置別で98万円となかなかのプライス。予算も確保しておかないといけませんね。
ですがこの椅子にゆったり座って、ゲームや映画に没頭するとプライスレスな体験ができそうです。VRコンテンツも臨場感がハンパないでしょうし、ホワイトノイズを流しながら仕事に集中するもよし、波の音を聞きながら居眠りするのもアリでしょうね。
Image: Audio Heart
Source: AV Watch, Audio Heart
(岡本玄介)