まるいフレームのApple Watch、夢じゃないかも。Appleの新特許が判明

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  • author 塚本直樹
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まるいフレームのApple Watch、夢じゃないかも。Appleの新特許が判明
Image: USPTO

両バージョン出してほしい。

腕時計といえば丸型の文字盤が多いのですが、Apple(アップル)が「Apple Watch」で採用したのは四角形でした。これはこれでカッコいいんですが、どうやらAppleが丸型にも興味を示していることが、特許資料から判明しました。

つい先日公開された「Electronic device having display with curved edges 」という特許では、トップ画像のような、まさに円形のスマートウォッチのイラストが登場します。また特許の文章でも、丸い形状のデバイスには円形ディスプレイの搭載が適していることが説明されています。

いっぽうで、本当に円形のスマートウォッチが必要なのか、という根源的な疑問もあります。古来より腕時計が円形だったのは、そこを秒針や時針が回るから。電気的に動作するディスプレイは円形である必要はなく、むしろ正方形や長方形のほうが情報を効率的に表示できます。ただ、見た目は円形のほうがおしゃれかもしれません。

いつものことですが、Appleが新たな特許を出願したとしてもそれが製品化に結びつくとは限らず、むしろ世に出ないことが大半です。しかし円形のスマートウォッチが登場すれば、コンサバな外観の腕時計を欲しがる人にとっては喜ばしいことでしょう。いつの日か、Apple Watchにも四角と円形の両モデルが用意される…かもしれませんね。


Image: USPTO
Source: 9to5Mac

(塚本直樹)