取材対象中国。執筆・講演依頼はkaori@kaorifukushima.comへ。メルマガ・中国趣聞https://t.co/Q9gJRmcu6b。 『習近平独裁新時代』『なぜか中国は台湾を併合できないのか』発売中
@mainichi 時に取材がハラスメント、メディアが暴力。人の人生を一変させ、次官の首をとり、政権をつぶせるメディアの看板を背負う記者が簡単に被害者するのはどうかと。メディアは一般企業ではなく、権力と対峙できるもう一つの権力。その認識なしに取材先からのハラスメント問題をかたれない。
2018-05-11 03:00:50@mainichi 記者を守るのは組織の問題で、それぞれの組織が対策を考えたらいい。だが、取材先がハイエナのようにしつこい記者を追い返すために、もっとも記者が傷つく暴言や恫喝を選んで使ったとしても、それで文句は言えないと私は思っていたよ。私の今やっていることが、相手の暴言を引き出しているのだと。
2018-05-11 03:12:26@mainichi ハラスメントを伴う取材は必ず経験する。男性記者は殴られるかもしれないと思っても取材にいく。殴られてもネタとれたらいいと思っていく。女性記者はセクハラにあうかもしれないと思っても取材にいく。同じかもしれない。ハラスメントに耐性がない人は早々に記者をやめた。それがメディアの体質
2018-05-11 03:35:44@mainichi そのメディアの体質を一般企業並みのお行儀の良いものに変えるべきかいなか、と言うのが、問題の本質ではないか。相手の嫌がることをして、自分が嫌がらせされたらハラスメント、とは言えない。では相手が嫌がらない取材ばかりでメディアの役割は果たせるのか、そういうことじゃないかな。
2018-05-11 03:43:26@mainichi 記事中の方は大変気の毒な話だが、記者にむいていない人が記者になって心を病むのは男性でも結構多い。記者をやめる人も多い。地方支局時代はハラスメントの洗礼の中で今後も戦える記者になるかを見極める場でもあるので、上司があえてハラスメントにさらすような現場に出すことも昔はあった。
2018-05-11 04:31:25女性特派員が性的暴行から身を守る十戒というのがある。①結婚指輪をする②地味な服装③性的対象にならないようなふるまい④抑止力になる警察幹部などの携帯電話番号など準備⑤男性同僚との協力⑥体形を隠す服装⑦脱出、逃げ道の想定、確保
2018-05-11 05:26:39⑧ポニーテールやネックレスをしない。逃げるとき引っ張られる。⑨ホイッスルの携帯⑩毅然とした拒否
2018-05-11 05:30:23私も農村取材とかいくとき、だいたい守っているな、これ。国内の意識が低いので、セクハラはいけない!という啓蒙は大事だが、一歩国外にでれば、性的暴行リスクというのは女性記者にとってつきもの。当然、いかに自分の身を守るかの意識を常にもっていないとダメだろう。
2018-05-11 05:38:04セクハラ問題の傍らで現場を女性記者から取り上げるなという論がある。セクハラ回避したいなら女性記者を出さなければよい、という人がいる。阪神大震災のとき第一陣取材(地震発生当日の夜)に女性記者を外したら(上司は被災地でのレイプ被害を警戒した)、女性記者たちは差別するなと抗議した。
2018-05-11 05:50:47性的暴行リスクを恐れて取材ができるか、このやろう、みたいな強気の女性記者が当時は多かったのだ。そういうのが、記者に向いている人たちだと思ってきたので、今のメディアの、女性記者セクハラ問題の切り口に、時代が変わったのか、という気はしている。
2018-05-11 05:57:19セクハラに対処できないぐらいでは、危険な現場、秩序が混乱している現場、外国の奥地などに単身で乗り込んでいけない。特に特派員はだいたい単身で動くので、身を守るガードマンも現地で自分で探して雇うから、人を見る目含めて、自己判断、自己責任。
2018-05-11 06:01:17記者と一般会社員は全く違う職種で、一般企業の感覚やコンプライアンスとかけ離れた部分があっても、仕方がないと私はずっと思っていた。だから、今展開されている女性記者のセクハラ問題特集報道に実は違和感を感じている。えっ、そんな普通のお嬢さんが、記者やっちゃいけないよ、みたいな。
2018-05-11 06:07:07男女平等の観点から、秩序が混乱した現場、危険な現場にも、女性記者が出される時代になった。記者業につきもののハラスメント問題を、女性に対するセクハラのみ、クローズアップして特別問題視するのは、この男女平等、男女機会均等の流れに逆行しているんじゃないか、と思ってみたり。
2018-05-11 06:09:42@ankouguisu していない。中国は結婚指輪自体あまり重視していないから。これは米国のジャーナリスト向けのアドバイス。
2018-05-11 06:23:46- 「セクハラは人権侵害」財務省は認識せよ | 声明・見解 | 新聞労連 2018年4月18日
- 新聞労連主催「女性集会」活動報告 2018年4月22日
新聞労連女性集会が4月21、22両日、東京都内で開かれ、29単組から男女53人が参加した。読売新聞東京本社の編集局専門委員でジェンダー担当の笠間亜紀子さんの基調講演に続いて、女性記者たち6人がパネルディスカッションで意見を交換。その後、6班に分かれて、家庭(子育て、介護)と仕事の両立やセクシャルハラスメントの現状、原因、対策について話し合った。
- セクハラに我慢するのはもうやめよう 2018年4月22日 以上女性集会参加者一同