記者である私は、行く先々でメモを取るのが仕事の1つです。取りこぼしをなくすには録音が便利なのですが、私は最近ある事実に気がつきました。インタビュー後に録音の中から探し出したい部分は、たいてい話に熱中しすぎてタイムコードを記録し忘れているのです。

そこで、私のようにインタビューの録音をする人や、会議や授業を録音することが多い人に便利なアプリを見つけました。『Noted』というiPhoneのアプリです。

一見すると普通のメモアプリのように見えるNotedですが、すこぶる便利な機能があります。音声の録音とメモの記録を同じ画面上ででき、両者を同期させることが可能なのです。

録音中にメモをすると、その瞬間のタイムスタンプが自動的に記録されます。つまり、「ここ重要!」のようにメモしておくだけで、ほかの情報にまったく気を払わずにインタビューを進行しても、あとからすぐに振り返れるのです。

あとで録音を聞き直すときは、瞬時にメモとリンクした部分に飛べます。再生速度は、0.5倍、1倍、1.5倍などで調整可能です。

メモはPDFかテキストファイル、音声はm4aファイルとして共有できるので、クラスメートや同僚に喜んでおもらえるでしょう。

現在英語にしか対応していませんが、音声認識を使った文字起こしはライフハッカー[日本版]でも試していますので参考にしてみてください。


Image: APISITH/Shutterstock.com

Source: iTunes

Emily Price – Lifehacker US[原文