あと3年で見られそう。
イギリスの老舗高級車メーカー、Aston Martin(アストンマーティン)が、1940年代から傘下になった「Lagonda(ラゴンダ)」ブランドで市販用の新型EVを発表しました。とはいえこれはまだスケッチの段階で、ティーザー予告のようなもの。
同じくティーザー動画があるので、こちらもご覧ください。
実はこれ、「ジュネーブモーターショー 2018」では「ラゴンダ・ビジョン・コンセプト」の実車が展示されていたこともあります。その名の通り、まだコンセプトの段階ですが、映像でそのゴージャスさと未来感を目の当たりにすることができます。
ハンドルには羊毛フェルトのカバー。内装にはシルクやセラミックも使われています。
ラゴンダ自体は1906年に作られた、112年も続くブランド。アストンマーティンの一部とはいえ、1世紀の時を超え最新のEVになるだなんて、なんだか『バック・トゥ・ザ・フューチャー』な感じですよね。
この車は、床下に強力なソリッドステートバッテリーを忍ばせることにより、車内が広々と使えるようになっています。1回の充電で、最大およそ645kmの航続が可能となり、4WDモーターがパワフルな走りをみせてくれます。
社長兼CEOのアンディ・パーマーは、「自動車の中で最も象徴的な名前のひとつを復活させるために、アストンマーティンは他にない独特のEVを開発する」とコメントしています。
実車の発表は2021年を予定しているので、あと3年ほどで路上を走るラゴンダを見ることができるかもしれませんね。
Image: ASTON MARTIN
Source: 価格.com via Responce, YouTube(1, 2)
(岡本玄介)