スマホゲーに押されつつ6年ほど頑張りました。
PSPの後継機として、2011年12月に登場したソニーの携帯ゲーム機「PlayStation Vita」。背面にもタッチパッドを搭載した、斬新なテクノロジーが搭載されたモデルです。
ですが、据え置きと携帯どちらにもなるニンテンドースイッチの隆盛に押されたせいなのでしょうか? PS Vitaの存在感が薄らいでいく昨今、ついに欧米でゲームカードの生産が終了することをKotakuが報じています。
ゲームカードの生産は、ソニーの2018会計年度が締まる2019年3月31日までに終了するとのこと。ついては、カードのプロダクトコードの登録は2018年の6月28日で終了、カード製造の発注書を2019年2月15日に締め切ると、ソニーはゲームの開発者らに伝えています。
日本ではとくに『モンスターハンター』シリーズのおかげで一時代を築いた感のあるPSPでしたが、続くダウンロードソフト専用のPSP goと、後継機のPS Vitaはその勢いをストップさせてしまったように思います。その流れは欧米でも似たようなもので、あちらでもパっとしなかったそうです。やはり最大の理由は、PSPで使われていたUMDとの互換性がなく、専用のPS Vitaカードになったこと。ついでに言うと、欧米では日本から2年遅れて発売しました。
とはいえ、プレイステーションネットワーク(PSN)を通じたダウンロード版での販売はまだしばらく終わらないようです。欧米と違い、JRPGソフトが多い日本ではもうちょっと長生きしますでしょうか?
Image: PlayStation
Source: Kotaku via SlashGear
(岡本玄介)