なんだか歩くだけでコンテンツが舞い込んでくる世の中になっていってる気が。
何かと活気づいてきた音楽サブスクリプション界隈ですが、AWAの次の一手は意外にもテック系のようです。ARコンテンツ事業を手がけるSARF(サーフ)と連携し、2018年5月18日(金)より音声ARコンテンツ「AWALK by AWA(アウォーク バイ アワ)を提供すると発表されました。
その第一弾は、渋谷区観光協会、MAGNET by SHIBUYA109とコラボした、渋谷の街と連動する音声ARコンテンツ。GPSやビーコン、Wi-Fiをトリガーに位置情報などのユーザー情報を取得し、場所と連動した音声ガイドやBGMを提供していきます。いわく、新感覚の没入仮想型アウトドア体験とのこと。なんだか未来の観光感ある!
提供されるコンテンツは、「AWALK TOKYO散歩 by 大塚 愛」、「AWALK in SHIBUYA by FAMM’IN」、「AWALK in “MAGNET by SHIBUYA109” by Miracle Vell Magic」の3つ。大塚愛さんがナビゲートする渋谷観光や、FAMM’INの楽曲をBGMにしたサウンドARゲーム、109館内を回遊するコンテンツなどなど、渋谷の魅力再発見的な楽しみ方ができそうです。
ヒアラブルデバイスを使った音声AR(音響AR)は、目を使う画面越しのARとはまた違ったおもむきがあり、NECでも研究がはじまっています。スマホならば位置情報のトラッキングしがいはありますが、なんでまた音楽サブスクのAWAがやろうと思ったんでしょうね。でも、例えば湘南に来たらサザンを流してくれるとか、そういうことされたらグっときちゃうし、位置情報と音楽サブスクって案外上手く混ざるのかも。
サービスはすでに提供中ゆえ、渋谷にお住まいのAWAユーザーの方は試してみてはいかがでしょうか。見慣れたシブヤも、どこか新鮮に感じられるかもしれませんよ。