レビュー

無料で「名探偵コナン」「犬夜叉」などレジェンド作品を読める「サンデー」好きのためのマンガアプリ「サンデーうぇぶり」


小学館のアプリ「サンデーうぇぶり」では、「週刊少年サンデー」や「ゲッサン」といった雑誌の電子版が配信されているほか、「名探偵コナン」や「犬夜叉」「MAJOR」などのレジェンド作品の復刻連載を無料で読むことができます。そんな「サンデーうぇぶり」を、同じく小学館がリリースしているマンガアプリ「マンガワン」と比較しつつ使ってみました。

サンデーうぇぶり
https://www.sunday-webry.com/

「サンデーうぇぶり -人気マンガが毎日読み放題」をApp Storeで
https://itunes.apple.com/JP/app/id1252920795

サンデーうぇぶり -人気まんが漫画毎日更新 - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.shogakukan.sunday_webry

アプリページから「インストール」をタップ


インストールが終わったら「開く」をタップ


サンデーうぇぶりには、マンガを読むための3種類のコインがあります。それぞれゲットする方法も購入できるマンガの種類も異なるため、注意が必要です。


時間経過でたまっていくフリーコインには所持できる上限数があるのですが、その上限はアプリを使えば使うほどレベルアップしていくという、長く使う人にはお得な仕様とのこと。


アプリ開始とともにボーナスコインを1000枚ゲット。1話あたりの値段はページ数により15~30コインほどなので、だいたい単行本5冊分のマンガをお試しで読むことができます。


サンデーうぇぶりのトップページはこんな感じ。特集やオススメの作品のほか、その日に更新された作品を確認できます。


「連載」メニューからは各曜日の更新作品を確認できます。サンデーうぇぶりオリジナル作品のほかにも、少年サンデーで連載中の作品の再連載や、レジェンド作品の復刻連載も読むことができます。


作品ページでは、1話ごとでも単行本単位でも購入可能。


オリジナルも復刻連載も、最新話は次の話が公開されるまで無料で読むことができます。この「次の話が公開されるまで」というのがかなり一長一短で、毎週更新の作品などは毎日追いかけなくても1週間以内なら好きなタイミングで読むことができますが、一方で毎日更新の復刻連載は1日見逃したらコインで購入しなければならなくなります。また、少年サンデー連載作品の再連載の場合は、1週間すぎたらコインで購入することもできなくなるなど、作品ごとに条件がバラバラで、追いかけるのは少し苦労するかも。


無料期間で読まずに見逃してしまった作品をどうしても読みたい場合や、試し読みでハマってドンドン読みたくなったら、アプリ内で単行本を購入できます。「単行本を買う」をタップし、ほしい作品をタップ。


紙の本と遅れなく最新刊も購入することができますが、購入に使えるのは課金で手に入る金のコインのみ。ほしい巻数の値段表示をタップしたら購入できます。


また、「雑誌を買う」からは「少年サンデー」「ゲッサン」「月刊サンデーGX」の最新号を購入することができます。こちらは発売日に日付が変わった0時から購入できるので、いち早く読みたい方には電子版がオススメ。


雑誌も単行本と同じで金のコインのみの購入になります。「週刊少年サンデー 2018年24号」は新連載の「名探偵コナン ゼロの日常」効果で売り切れが続出したため、期間限定で無料配信されていました。


サンデーうぇぶりのビューワはこんな感じ。ページ左にある「次へ」をタップすると………


次の号へ移動することができます。金のコインで購入する必要はありますが、一度購入したバックナンバーを一気に読み返したい時などは、いちいち雑誌一覧に戻らずにサクサク読むことができるため非常に便利。


「マイページ」をタップするとコインの管理が行えます。「Exp」のゲージはコインでマンガを読むとどんどんたまっていき、レベルが上がるとフリーコインの所持上限がアップするというわけ。無料コインで足りない場合や、単行本・雑誌が買いたい時には「コイン購入」をタップ。


コイン購入ページを見るとわかるとおり、サンデーうぇぶりでは1円=金コイン1枚ではありません。これがちょっとしたトラップで、「名探偵コナン」の単行本が288コイン、「少年サンデー」が200コインとお得なようでいて、1コインあたり1.5円の計算なので、実際の値段は紙の単行本・雑誌と同じです。おまけでボーナスコインがついてくるのでお得ではあるのですが、少しわかりにくく感じるのは悪印象。


コインで購入した作品や読んだ作品を確認するためには「本棚」をタップ。サンデーうぇぶりで読んだマンガは一度ダウンロードされるので、Wi-Fi環境でまとめてダウンロードしておけば通信制限の心配なくいつでもどこでもスイスイ読めるとのこと。また、期間限定公開の作品は期間が過ぎると自動的に削除されるので、容量を圧迫しすぎる心配もなさそう。「閉じる」をタップしたら本棚に移動します。


本棚に集める作品を探す時には、「1話ごと読む」から種類ごとに確認するのがオススメ。人気ランキングやアプリで全話公開している「イッキ読み」のほか……


大人気のレジェンド作品、メディア化作品、そして「青春・学園」や「スポーツ」のようにジャンルごとに掲載作品を確認できるので、読みたい作品の見つけやすさはピカイチ。


また、読みたい作品が決まっている場合は、作品名を入力して「検索」をタップ。


サンデーうぇぶりに掲載されている作品であれば、1話ごと・1巻ごとに選択できます。今回は初恋ゾンビ(話)をタップ。


「初恋ゾンビ」など「少年サンデー」に連載中の作品は、再連載の最新話が無料で読むことができるほか、1巻をまるごと無料で読めることも多いので、遅れて追いかけたい時にうれしいところです。


一方で、よく読む作品だからいちいち検索してられないという人は、作品ページの星マークをタップしてお気に入り登録すればOK。


メニューの「お気に入り」から登録した作品の一覧が確認できるので、読みたい作品を片っ端からお気に入りにしておいてこまめにチェックするのがオススメです。


「サンデーうぇぶり」と同じく小学館がリリースしているマンガアプリで、人気作品の復刻連載も同様に行っている「マンガワン」と比較すると、「サンデーうぇぶり」は「週刊少年サンデー」が読めたり復刻連載・再連載が多かったりと、より「サンデー」のファン向けな印象。「マンガワン」も「めぞん一刻」や「神のみぞ知るセカイ」など「サンデー」の人気作品ほか復刻連載を行っていますがその数は比較的少なく、よりオリジナル作品がメインです。


また、「サンデーうぇぶり」のオリジナル作品が「少年サンデー」らしさのある内容と感じるものが多い一方で、「マンガワン」は女性向け・大人向けまで広くカバーしているため、「少年サンデー」のファンや改めて好きになりたい人には「サンデーうぇぶり」、新しいマンガをどんどん読みたいという人には「マンガワン」がオススメ。もちろん、どちらも利用して最大限マンガを楽しむのも大いにアリです。

無料で毎日単行本1冊分のマンガを読める小学館のマンガアプリ「マンガワン」 - GIGAZINE


サンデーうぇぶりはレジェンド作品や現在連載中の作品が読めたり、フリーコインは時間で回復するため毎日の読書のためにためる必要がなかったりと、内容としてはかなり良いです。一方で作品ごとに購入する方法や無料で読める期間が違うことや、読み込みが遅かったりページの移動が思うようにできなかったりと挙動が怪しい部分もあり、アップデートにより改善されつつありますが欠点として残っています。何かと一長一短を抱えるマンガアプリではありますが、1話あたりの消費コインが少なめで、なおかつコインは自動回復するというところが最大の利点でもあるため、毎日マンガアプリをチェックするという人にはオススメしやすいものと感じました。

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in レビュー,   ソフトウェア,   マンガ, Posted by log1e_dh

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