電気自動車が旅客機を引っ張る世界初の試みでギネスに載ります。
オーストラリアのメルボルン空港にて、Tesla(テスラ)のModel X P100Dが、カンタス航空のボーイング787-9ドリームライナーを牽引するパフォーマンスを披露しました。
おそらくModel Xが牽引できる重さは、最大でも2.5tほどと見積もられていました。なのに! 150tもある旅客機を、駐機場で300mも引っ張ったのです。
これはカンタス航空がTeslaと提携していくためのキャンペーンの一コマです。今後Teslaは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、それにアデレードの施設に高性能充電器を設置したり、Teslaの運転手でカンタスのマイル会員になっているユーザーのマイルを相殺したりと、さまざまな面でともに歩んでいくようです。
ちなみに、Model XといえばXmasイースター・エッグが仕込まれたオチャメEV。そのいっぽうで、組み立て後の品質検査で9割以上に欠陥が見つかるというウワサもあるいわくつきのモデルでもあります。今回のパフォーマンスは、明るいニュースでそのイメージを払拭するため?なんて邪推する人もいるかもしれません。
それはさておき、ギネス世界記録樹立はすごいですよね。おめでとうございます!