デザインはどうなるんだろう?
Apple(アップル)初のスマートスピーカー、HomePodの販売不振と関連し、廉価版HomePodの登場が噂されています。さらに海外では、廉価版HomePodはApple子会社のBeatsブランドから199ドル(約2万2000円)で販売されると報じられました。
9to5Macが掲載している中国語サイトSinaの報道によると、Appleは中国サプライヤーのMediaTekと廉価版HomePodの製造について検討の場を設けているんだそう。経済日報では、廉価版HomePodが2018年後半に150ドル〜200ドル(約1万6000円〜2万1000円)でリリースされると以前報じられていました。これは、今回の情報とほぼ一致するものです。
AirPlay 2対応のスピーカーと勘違いしている可能性も
「廉価版HomePodがBeatsから登場する」という情報は今回初めて報じられたもの。一方、Appleは2017年のWWDCにて、次期ワイヤレスオーディオ規格であるAirPlay 2を発表しました。BeatsはそのAirPlay 2に対応する製品ブランドのひとつとしてリストアップされているんです。つまり、サプライヤー筋がBeats製のワイヤレススピーカーと廉価版HomePodを勘違いした可能性も、なくはありません。
なお、HomePodはまだアメリカやイギリス、オーストラリアなどの限られた国でしか販売されていません。ですが、今年2月に国内販売を前提とした技適(技術基準適合証明等)を通過していることや、対応言語に日本語が加わったことを考慮すると、日本上陸もそう遠くないはず。
現在はライバル製品のAmazon EchoやGoogle Homeにシェアで差をつけられているHomePodですが、スマートスピーカー業界自体がまだまだこれから大いに発展するはず。HomePod所有者の僕の感触としては、お求めやすい廉価版の登場と機能改善があれば巻き返せると思いますよ!
Image: Apple
Source: Sina via 9to5Mac, Pocket-lint, 経済日報, MacRumors
(塚本直樹)