このシルエット=VRというイメージがあるけれど。
実はそうでなく。「MovieMask」はVRのような3D映像ではなく、2D映像専用のポータブルシネマゴーグルとして2017年にIndiegogoに登場し、それはそれは大きな成功をおさめました。そやつが日本にも上陸、国内クラウドファンディングサイトのMakuakeにてキャンペーンを実施中です。
モノとしてはスマホをゴーグル本体にセットして、YouTubeやNetflixなどの動画コンテンツを楽しむというもの。専用アプリなどを使うワケではなく、既存の動画をより臨場感たっぷりに感じられるよう設計されており、ゴーグルによるシアター感や特許取得済みのレンズなどがウリです。VRは酔っちゃうという人でも、2D映像ならその心配もありませんな。
内側を見るとこんな感じ。VRゴーグルのように二眼レンズになっていないのが特徴です。
解像度がスマホ依存だからVRヘッドセットよりも高精細だし(約4倍とのこと)、直接ディスプレイを見るのではなくレンズを介することで何かと良い効果が生まれてるのでしょう、スクリーンのように反って見えるとか。動画を見る限り液晶のドットもほとんど見えないし、この圧巻さは想像だけでもブルっとくる。
動画試聴ができるVRヘッドセットも世にはありますが、あえて2Dに絞って解像度やポータブルさを特化させるというこのスタイル、ありそうで無かった気がします。屋内での利用も良いけど、夜行バスなんかの長距離移動時にも活躍しそうだな。いや、車で使うとさすがに酔うか……?
Makuakeでは1万3480円コースから「MovieMask」本体をゲット可能。あとは良い音とこぼれにくいお菓子を用意すれば、最強のポータブルおうちシアターになるんじゃなかろうか。
Image: PR TIMES
Source: PR TIMES, Makuake, YouTube(1, 2)
(ヤマダユウス型)