言い値で買わせて……!
昨年、電撃的な復活を果たしたシンセサイザー「Stylophone(スタイロフォン)」を、なんとビジネスカードサイズで再現した猛者が現れました。サイズも質感もすんごく良くて、これが財布から出てきたら超クールだと思うのですよ。
The awesomerによると、製作したのはミュージシャン兼デザイナーのAlex Jacobsさん。この「Stylocard」はペンの代わりにワニクリップを使うという、電子工作感バリバリのスタイロフォン風MIDIコントローラーなんです。85×55mmのビジネスカードサイズの基板には1オクターブ半の鍵盤とUSBポートが配されています。こんなに小さいのに、演奏できているッ!
プロトタイプから中国への基板発注まで全てをAlexさん自身が手がけており、Alexさんのサイトにはその工程が公開されています。こちらのスタイロフォン再現プロジェクトにインスピレーションを得たことや、USB端子のシールド部分を取り除くことでカード部分を1mmの厚さに保てたことなどが書かれていて、非常に興味深いです。
カードサイズの楽器というだけでワクワクもんですし、生きていればとっさにMIDIコントローラーが必要な場面だってあるかもしれません。僕もこんな名刺にしたい。超したい。
Image: The awesomer
Source: The awesomer, YouTube, mitxela.com,Waiting for Friday
(ヤマダユウス型)