アニメ『電脳コイル』磯光雄監督による11年ぶりの新作『地球外少年少女』がもう楽しみ

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アニメ『電脳コイル』磯光雄監督による11年ぶりの新作『地球外少年少女』がもう楽しみ
Image: ©MITSUO ISO/avex pictures 2014

次はどんな「ありそうな未来」を見せてくれるんだろう。

NHKアニメ『電脳コイル』で原作・脚本・監督をつとめた磯光雄監督が、新作アニメを手がけるというニュースがネットを駆け巡っています。11年ぶりとなる新作のタイトルは、『地球外少年少女』。

シネマトゥデイによると、舞台はAIやSNSが普及した2045年の宇宙。宇宙に浮かぶ日本製商業ステーションに残された子どもたちが、さまざまな危機を乗り越えていく姿を描きます。そこには「スマート」という名前のロボットや携帯端末が登場するようで、ものすごく現実の僕たちの未来延長線っぽい!

キャラクターデザインは、『もののけ姫』などスタジオジブリで原画を担当し『交響詩篇エウレカセブン』でキャラクターデザインを務めた吉田健一さん、アニメーション製作は『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』や『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』のシグナル・エムディ(SIGNAL.MD)です。コンセプトビジュアルも吉田さんによるもので、爆発しているステーションに放り出された少年…もう文脈が気になります(宇宙服のロゴも気になる)。

監督いわく、最近は宇宙を舞台にしたアニメが減ってきたので自分で作ってしまおうと思った、とのこと。詳しいコメントはリリースにもありますが、確かに最近は宇宙=SFの代名詞でもなくなってきたように感じますし、宇宙モノのアニメもとんと見なくなりました。『モーレツ宇宙海賊』とか好きなんですけどねぇ。でも今やってる『銀河英雄伝説 Die Neue These』や、SNSで話題になった漫画『サザンと彗星の少女』も宇宙モノですし、要素のスポイルの仕方が変わってきたのかなぁと。

初代iPhoneが発売された2007年当時にARメガネのはしりを描いた磯光雄監督ですからね、新作にもいろんな意味で注目が集まるのも納得です。『地球外少年少女』はどんな物語とありえそうな未来を見せてくれるのか、続報を待ちましょう。


Image: ©MITSUO ISO/avex pictures 2014
Source: シネマトゥデイ, SIgnal-MD

ヤマダユウス型