ニンニクの皮を剥くための「賢い」方法はたくさんあります。ガラス容器2つを組み合わせた中や、あるいはカクテルシェイカーの中に、ニンニクを入れてシェイクする方法もありますが、筆者はこれまでずっと、包丁の腹で1片ずつつぶすやり方のほうが好きでした。
丸ごと1個剥かなければならない場合でも、です。
このやり方を改良する必要は特に感じていなかったのですが、ある日、トマトソースを作っていたときのこと。スパチュラ(へら)が目にとまりました。
剥かなければならないニンニクは残り5片ほどだけでしたが、表面積の大きいスパチュラなら、この作業をもう少し効率化できるかもしれないと思いました。
思った通り、包丁の刃で5回に分けてつぶす代わりに、上から1度押すだけで、5片全部がいっぺんに、剥きにくい皮から解放されたのです。
ここでやめる手はありません。使う道具のサイズをもう一回り大きくすれば、ニンニク丸ごと1個でも、同時に皮が剥けるはずです。
私はニンニク1個と、まな板をもう1枚用意しました(1枚はニンニクを乗せるため、もう1枚はニンニクをつぶすためです)。そして、ニンニクの上にまな板を置き、上から適度な力を加えて押さえました。外の薄皮がほぐれたので、それを取り除きました。
その後、もう一度まな板を上から押して、まわりの皮をほぐしました。
ほんの何カ所か、皮がすぐには剥がれない部分もありましたが、いつもの包丁を使うと簡単に剥けました。結果的に、大きくて重い道具を使うほど、皮剥き作業が楽になりました。ガラス容器もカクテルシェイカーも必要ありません。
そうそう、剥いた皮は、保存袋に放り込みました。もちろん、ほかの野菜クズなどと一緒にして、あとでスープストック(出汁)をとるためです。
Image: Claire Lower
Claire Lower - Lifehacker US[原文]