JetBlueは、A320の機体に新設計のエコノミー席を導入しました。「空の旅に人間らしさを取り戻す」がコンセプトで、その改善の大部分はシートの大きさと快適さによるものです。

このニュースを聞いた米Lifehacker本社では、「航空券を買うときって、値段は気にするけど、席の広さってあまり気にしないよね」と話題になりました。

確かに、短いフライトであれば、足を伸ばせる広さや座席の幅が数cm違ったところであまり影響はないかもしれません。ところが、3時間以上のフライトともなると、隣の人に押しつぶされるかどうかは到着時の気持ちに大きく関わります。たとえ小柄な人でも、アームレストの奪い合いの相手を攻撃したくなることでしょう。

The Points Guyの記事では、Unitedが導入した新設計の777-200について詳細を分析しています。それによると、Economy Plusを避けたほうがいいケースもあるそうです。というのも、Economy PlusよりもいいEconomyシートがいくつかあるのだとか。

SeatGuruなら機体情報を簡単に確認できる

このような席取りゲームに慣れていない人は、定番サイトのSeatGuruを活用しましょう。アプリもあります。さまざまな機体について航空会社別に広さを表示してくれるので、私は航空券を予約する前に、必ずここをチェックするのを習慣にしています。

SeatGuruは、サイズ情報だけでなく、コンセントの有無(思った以上に重要です)、機内エンターテイメントの種類、Wi-Fiの有無(まだないエアラインもあります)なども教えてくれます。

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Image: SeatGuru

それだけではありません。さらに便利なことに、機内で選ばないほうがいい座席も教えてくれます。たとえばJetBlueの現行A320では、12列目と13列目の窓側AとFの席は、一見すると外がよく見えそうですが、実際は窓がずれていてよく見えません。

10列目はほかの「もっと広い席」と同じ値段ながら、リクライニングが制限されています。さらにひどいのが9列目。12列目より高額なのに、一切リクライニングができません。

人によって重視するポイントは異なると思いますが、何も知らずにひどい席に当たるより、あらかじめ調べてから決断を下すことをおすすめします。

まとめると、直前セールで買う場合を除き、選択肢が多くあるなら、事前に調べて快適な座席を選んでください。

旅行当日、自分で自分に感謝することになると思いますよ。


Image: Matej Kastelic/Shutterstock.com

Source: DigitalTrends, SeatGuru

Emily Price - Lifehacker US[原文