ポーチドエッグの作り方は、料理の経験によって違うと思いますが、余分な白身を取り除く方法については誰でも一家言あるでしょう。お湯に酢を足すとか、お湯に渦をつくるなどがありますが、やり方は簡単ではありません。複雑で細かすぎるテクニックは、私の目にはポーチドエッグという食べ物の完全なシンプルさとは正反対に映ります。Alice Medrichは「FOOD 52」で、元カレから習った“失敗しない”ポーチドエッグのつくり方を教えています。

これまでの10数年間も、私はかなりうまくポーチドエッグをつくってきたと思いますが、大げさでなくこのレシピは私の人生を変えました。速くて簡単、何度でも同じようにできるのです。一日の最初の食事に必要なことです。その人生を変えたポーチドエッグのレシピがこちらです。

簡単にできるポーチドエッグの作り方

まず、フライパンやソースパンなどに5cmほど水を入れ、フタをしてお湯を沸かします。パンを冷凍庫で保存している人は、このタイミングでパンを取り出し、トースターに入れておきましょう。

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Image: A.A. Newton via Lifehacker US

次に、お湯が沸いたら、冷蔵庫から取り出した卵をその中に静かに割り入れます(卵は最初に深皿やカップなどに割り入れておいてもいいです)。それから、フライパンにフタをして、火を止め、トースターでパンを焼きはじめます。

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3分後、フタを取り、卵の火の通り具合を確認します。大きなサイズの卵は、もう1〜2分かかるかもしれません。

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トーストにたっぷりとバターを塗り、折り畳んだペーパータオル(もしくは清潔な布巾など)の上に、ポーチドエッグをすくい上げます。玉杓子などを使ってポーチドエッグをそっと取り出し、ペーパータオルの上で余分な水分を落とします。

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それから、ポーチドエッグをトーストやお皿の上に乗せたらできあがりです。塩、こしょう、ケチャップや辛いソースなどで召し上がれ。

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この超簡単なつくり方なら、やってみようと思うのではないでしょうか。それでも。これまでの酢を入れたり、渦をつくったりするやり方がやめられないと言う人には、この方法の利点をさらに3つお教えしましょう。

この方法の3つのメリット

1つ目は、ポーチドエッグの見た目を悪くする、余分な白身の部分を完全に取り除くことができるということです。ポーチドエッグをすくい上げる時に、余分なものはすべてフライパンや鍋の底に沈んでいます。すくい上げる時に玉杓子を鍋の側面に押し付けて、はみ出た余分な白身をきれいに切ることもできます。

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Image: A.A. Newton via Lifehacker US

2つ目は、お湯を混ぜてつくった渦で調理するような乱暴なやり方ではなく、普通の状態のお湯で調理するので、卵の白身が柔らかく、均一に火が通ります。フライパンの側面や底に白身がくっつくこともないので、洗うのもとても簡単です。

3つ目は、大量に同時につくることができます。お客さんを招いてエッグベネディクトのブランチをすることがあっても、フライパンを大きくして、お湯の量を増やせばいいだけです。その場合は卵を直接フライパンに割り入れるのではなく、事前に器に割り入れておきましょう。

火を通す時間を変えて硬さを調節しよう

どんな卵料理にも言えることですが、料理する温度や料理時間は、自分の好みの固さに合わせて変えましょう。私は、白身にはきちんと火が通っていて、黄身は半生のポーチドエッグが好きなので、最初から沸騰したお湯に卵を入れて調理するのが合っています。

しかし、白身は固くても、黄身は流れ出るような生っぽい状態の、いわゆる昔ながらのポーチドエッグが好きな人は、お湯が沸騰し始めたくらいの時に卵を割り入れ、すぐにフタをして火を止めましょう。卵には火が入りやすいので、フタをして2分後にチェックしてみてください。

一度このポーチドエッグのつくり方をマスターすると、トーストにポーチドエッグが乗っていないと物足りなく感じるかもしれません。そして、チャーハンから野菜炒めまで、何でもかんでもポーチドエッグを乗せたくなる危険があります。

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Source: FOOD 52

A.A. Newton - Lifehacker US[原文