- 家族にコンピューターのトラブルシューティングを頼まれ、詳しい友達に画面を見せながら状況を説明したい。
- ゲームをしていて、今から披露するスゴ技をサクッと録画したい。
そんなときに便利なのが、Chrome拡張機能「Loom」です。
Loomは、ブラウザの特定のタブ、開いているアプリ、デスクトップ全体をシンプルに録画するための拡張機能です。インストールしてかんたんなセットアップを完了すると、Chromeのオムニバーの隣にLoomのアイコンが表示されるようになります。
Webカメラ、画面、両方（左下に丸いウインドウで顔が入る）など、撮影元を選べます。下の画像は、両方を選んだ場合のスクリーンショットです。
まず、録画対象として、デスクトップ全体かChromeのアクティブなタブのみかを選びます。前者を選んでも、特定のアプリだけを録画することもできるのでご安心ください。
キャプチャ中に流れた音声や、マウスカーソルの動きも録画されます。録画が終了すると、作成した動画をダウンロードできる画面が表示されます。あらかじめLoomをGoogleアカウントにリンクしておけば、Googleドライブの任意のフォルダに直接保存できます。
動画へのテキスト追加も可能です。また、動画のランディングページのURLをシェアすることで、見た人がコメントを追加でき、それらのコメントは自動的に特定のタイプスタンプにリンクされます。このコメント機能は、誰かのシステムのトラブルシューティングをするときなどに便利です。
これだけ便利なLoomですが、録画と保存に関する利用規約もかなり寛大です。
- Loomの使用は無料です。
- 何度でも録画してください。
- 何分でも録画してください（時間制限はありません）。
- いつまでも保存してください（アクセスできなくなることはありません）。
唯一の難点は、動画のフレームレートが遅く、決して動きが滑らかとは言えないこと。ですから、YouTubeにアップするような動画というよりも、誰かに何かを教えるためのツールとして使うのがよさそうです。
これだけかんたんに画面をキャプチャしてシェアできるのですから、人に何かを教える機会があったらぜひお試しください。あるいは、何かおもしろいものをサクッとキャプチャしたいときにもオススメです。
Screenshot: David Murphy via Loom
Source: Loom
David Murphy - Lifehacker US［原文］
