私はかなり旅慣れているので、いわゆる“トラベル・ハック”で驚くことは少なくなってきていました。しかし、最近友達が教えてくれたアイデアは、これまで聞いたことがありませんでした。それは、飛行機の荷物を預け入れるときは、一緒に旅行する人と荷物を分けてそれぞれのスーツケースに入れるというものです。

これは、もしどちらかのスーツケースが行方不明になっても、スーツケースが見つかって目的地に届くまでの間に、2人とも必要な物が少しは手元にあるようにするという考え方です。

個人的には、私はできるだけ荷物を預け入れないようにしていますが、どうしても預けなければならないこともあります。1週間かそれ以上長い旅行をするときや、寒い時期や地域に旅行をするときは衣服がかさばるので、荷物が大きくなってしまいます。

パートナーや友達と旅行をする場合は、それぞれのスーツケースに個々に荷物を入れるのではなく、それぞれの荷物を分けてお互いのスーツケースに入れましょう。たとえば、私が恋人とフランスに旅行するとしたら、私の洋服の半分は彼のバッグに入れ、彼の洋服の半分は私のスーツケースに入れるのです。彼が旅行にセーターを2枚持っていくのであれば、1枚は彼自身の荷物に入れ、もう1枚は私の荷物に入れます。互いに荷物を交換するので、空港で職員に中身を聞かれてもきちんとわかります

もちろん、一緒に旅行をしているので、どちらのバッグも行方不明になることもあります。しかし、このようなちょっとした保険をかけておけば、手ぶらではなく半分の荷物を持って旅を続けられる可能性は高いです。

当然ながら、荷物を半分にしていても、家の鍵や重要書類、薬などの大事な物は、手荷物として機内に持ち込みましょう。とはいえ、私の場合、100回以上荷物を預けて搭乗して行方不明になったのは1回だけです。預けた荷物はおそらく無事に届くとは思いますが、それでも用心するに越したことはありません。


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Emily Price - Lifehacker US[原文