やっぱり今年はこない説。
来週5日の開発者向けカンファンレンスWWDC 2018を前にして、Apple(アップル)はスマートスピーカー「HomePod」をカナダ、フランス、ドイツで、6月18日に発売することを明らかにしました。つまり、近いうちに投入されると思われた日本語版のHomePodが、今度のWWDCでアナウンスされることはほぼないと言ってよいでしょう。
フランスとドイツでの発売は以前より発表されていたとおり。さらに、カナダも販売国にくわわることになりました。カナダには英語圏とフランス語圏が存在しますが、フランスが販売国にくわわったことでカナダへの投入もしやすくなったのかもしれませんね。
日本語版のHomePodについては、日本の技適を通過したり、公式サイトの対応言語に「日本語」が記載されたりと、そろそろ発表されそうな気配がありました。私などは、WWDC 2018にて日本が販売国に追加されるのかと期待していたのですが、こういったリリースが発表されたということは、日本が近日中に販売国にくわわる可能性はかなり低いといわざるを得ません。むむ、無念…。
なおリリースでは合わせて、iOS 11.4でAirPlay 2とHomePodの「ステレオペア」機能が追加されることが案内されています。AirPlay 2では新機能として、複数の部屋においた別々のAirPlay 2対応スピーカーから同一の音楽を再生するマルチルームオーディオ機能が追加。
また、HomePodのスレレオペア機能は、2つのHomePodをステレオスピーカーとして使える機能。ビームフォーミング機能により、既存のステレオペアよりもさらに臨場感のある音響ステージを提供するそうです。iOS 11.4はすでに日本でもリリースされています。
一部ではHomePodの国内投入は年内は厳しそうという情報もありますが、はてさてどうなることやら。