帰宅すると自動で充電。燃料補給の一歩進んだ形へ。
昨年「ガレージに入るだけ。BMWが自動車向けワイヤレス充電パッドを準備中」としてBMWがなんと自動車のワイヤレス充電システムを開発していることをお伝えしましたが、ついにそれが完成しました。未来の充電スタイルへつながる第一歩、「BMW Wireless Charging」です。
充電のしくみ的には、誘導充電技術を利用しています。
専用の充電パッドを地面やガレージに設置して、車両にもそれを受けるパッドを設置。充電パッドをまたぐように駐車すれば、充電が開始されるという構造です。規模が違うのでイメージを掴みづらいかもしれませんけど、ざっくり言えばスマホのワイヤレス充電と同じ。
ちゃんと充電パッドの上に駐車できるように、充電パッドと車両との間はWi-Fiで通信し、正確な位置が把握できます。車を中心としたオーバーヘッドビューがコントロールディスプレイに表示されるので、案内線のとおりに動かせばOK。ズレてて充電できてないじゃん!ってのが起こりません。
このワイヤレス充電システムは、BMWのプラグインハイブリッドモデル「530e iPerformance」にリースオプションとして設定。まずは本国ドイツ市場からのスタートですが、イギリス、アメリカ、日本、中国の各市場への展開も予定されているようですよ。
国内デビューはいつになるかまだ未定ですけど、取扱いが始まったらこの目で見て、体験してみたいガジェット(?)ですね。BMWディーラー行けば試せるのかなぁ〜?